HISTORY


                                   

 Writer Ryuji Daimon

知られざる過去?!

武道家として

小さい頃から武道に憧れ、小学校1年から柔道を学ぶ。
高校に進学してからは空手部に所属。空手道部の主将となり本格的に格闘技を始める。高校2年の時はバイクで通学、3年は車で通学するなど、この頃から、いわゆるヤンキーに変身。授業をサボってもクラブには行くという硬派な?!一面も。

やがて学生生活が終わり社会人となるが格闘技を続けるため空手道場にも通い、また後輩の指導のため空手道を教えながら独自の格闘技を追求。
学生から社会人へ

就職したのは、あるファーストフードのチェーン店を全国展開する会社。そしてある店舗に配属された。何故、この会社を選んだかと言うと、一流大学を出た訳でもなく勉強が特別出来るわけでもなく、そんな人間が大きな企業に入ればその会社の歯車の1つでしかない。小さな会社なら自分に対する責任も思いし学べることも多いはず。

もともと独立心が強かったこともあり選んだのは経営が学べるファーストフードのお店だった。そこでまず、店長になることを目標においた。店長の手腕次第で、お店の運命が決まる。小さくても大きな企業の社長と同じ発想、同じ努力をしていかないと、お店はつぶれる(実際には降格)。とくにかく誰よりも頑張った。特別頭がいいわけでもない人間に出来ることは誰よりも努力する事、頑張る事。簡単なことだった。

どんな小さなことでも一生懸命やった。そんな甲斐あって20代前半でお店を任されることになる。頑張ったから給料が増えるわけでもない。しかし、店長になった時、お金では買えない多くの物を得た。その中でも周りからの信用、信頼は絶大のものになっていた。そして、いろんな人が力を貸してくれた。自分の知らないところでも自分を知っている人が、たくさんいて力を貸してくれた。

「一生懸命頑張っている人をみてどう思いますか?あほちゃう、しんどいだけ、とか「お金にならへんのに損なだけとか思う人もいるでしょうけど、そんな人に対して魅力は感じないし、困っても助けてあげたいとも思いません。仕事にしても、ウェイクボードにしても一生懸命頑張っている人は何か魅力を感じるものがあるし何か惹きつけられるものがあります。何か、力になってあげたい、困っていたら助けてあげたいとか思いますよね。
」・・峠
マリンスポーツのきっかけ

就職して間もない頃、空手道部の先輩からもらった1枚のサーフボードがきっかけでマリンスポーツを始める。初めてサーフィンをしたのが何故か琵琶湖。海水浴に来た時に風が強く波が立っていたので出来ると思ったらしい。出来るわけがない。その後、サーフィンの本を読み深くのめりこみ休みのたびにサーフィンに出かける。勿論仕事との完璧両立。
ウィンドサーフィンとの出会い

そんな中、偶然に見つけたのが新聞の小さな記事。そこには新しいマリンスポーツ、ウィンドサーフィンと書かれていた。そしてスクールがあるらしい。しかも女の子がいっぱいとも書かれていた。どのキャッチフレーズに惹かれたのかは知らないが早速、スクールを申し込み兵庫県の香枦園浜というところへ出向く。がっスクール生は1人だけ。えっ「女の子がいっぱいって・・・・・・」この時、改めて、どのキャッチフレーズに惹かれたのかを気づく。しかし、このウィンドサーフィンが人生を大きく変えていくことになる。
ウィンドサーフィンと仕事の両立

スクールで初めてウィンドサーフィンと出会いその魅力に引かれ、その日に道具一式を購入してしまう。当時で20万位。勿論、そんなお金はないのでローンで。その後、休みはすべてウィンド。仕事も早番や遅番があり、早番(夜中から朝まで)のときは終わったら寝ずにそのまま浜へ直行。夜には店に戻って仕事。

こんな繰り返しが何年も続いた。勿論、どんなに疲れても仕事に対しては一切の妥協はしない。何故なら、仕事があるから生活が出来るわけで、好きなウィンドが出来るわけで会社に対しての感謝の気持ちと共に仕事に対して妥協は一切しなかった。この頃から「2頭追うものは1頭も得ず」と言うことわざは嘘だと確信した。

一頭しか得られないのは100%の努力しかしていない訳で200%の努力をすれば2頭得ることが出来る。人と同じ努力していても人の上にはいけない。人の何倍も努力する人が上にいける。理屈は同じ。単純に睡眠時間が10時間なら5時間にすれば人の倍、何かが出来る。何かを考える時に人の倍一生懸命考えればいい。

実際にはそんな簡単ではないだろうがこのような発想を持てる人が上に行ける。これが出来ない人は上に行けないだけで行きたい人は努力すればいいだけ。話がそれたらが、そんな訳で人の何倍も努力をしてきたと思う。結果、仕事も順調、ウィンドもメキメキ上達していった。

ウィンドサーフィンのプロとして

次回へつづく


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