2005年12月1日(木)
2005年12月2日(金)
晴れ時々曇り
早いもので昨日から12月入りです。真夏の暑さと人の多さがついこの間のような気がして、12月という実感が湧きませんね。年がら年中ウェイクで水の中に入っていると季節感が変わります。しかし日暮れの時間がますます早くなり、何かとあわただしい師走です。みなさんも早め早めに用事を済ませるようにしましょう。 今日は朝一に野崎雅さんが夜勤明けのひと滑りです。終了のタイムリミットが12時なのですが、琵琶湖が大荒れで移動していては終了時間に間に合いません。野崎さんは「今日は取りあえずトランポリンだけで、ウェイクは日曜にします。」と自然のことだから仕方がないと思ったようです。続いて寺崎プロが受付です。「うわ〜、このコンディション最悪やなぁ」とすでに待つ覚悟は出来ているようです。しかし、11時過ぎになると急に水面が穏やかになりました。諦めていた野崎さんに「まだ少し悪いようですけど、これなら滑れますよ」と言うと「行きます」と元気な返事です。滑り初めは少しうねりが残っていたのでブラインドの練習です。軽くアプローチして試してみると軸もしっかりとしていていい感じです。雰囲気的にはオープン360よりもイケています。本人も手ごたえを感じたようで、ブラインド360の練習の始りです。滑っていくうちにコンディションは見る見る回復してきて、滑りやすくなってきました。これが逆効果になってしまったのか力みが出てきて軸がずれ出します。野崎さんは「チョッと気合が入り過ぎました」と反省顔でしたが、諦めていた日に新たな発見が出来て満足そうでした。
2005年12月3日(土)
晴れ時々曇り一時雨
12月入りに合わせたように寒気が居座っています。出勤途中に見えた琵琶湖バレイには雪がしっかりと乗っています。山頂付近は雪化粧、中腹から裾野にかけては真っ赤な紅葉と綺麗な景色が楽しめました。この紅葉がなくなってくるといよいよ冬本番ですね。今日は冬型のせいで吹き降ろしの風がものすごく強い日でした。気温はそれほど低くは感じませんでしたが、強風のせいで水しぶきが舞っています。吹き降ろしの風なのでショップ前はベタ面です。朝一は岸さん、鵜野さん、横山さんの3人のセッションです。岸さんは昼から仕事があるので12時上がりです。岸さんの会社は年末年始が1年で最も忙しくなるそうですがあまりの忙しさに「ウェイクでストレス解消せな、やってられん」と言っています。その岸さんは今日も新しいことにチャレンジしました。先週のバニーホップ180を復習したあと、H/Swake180です。インストラクターのアドバイスのあと、勢いよく飛んでいます。あまりの高さにボートの皆はビックリ。これぞH/S180の醍醐味ですね。しかし、エアーが高すぎてはランディングが拾えないので「もうちょっと、手加減しましょう」とショートアプローチを意識してもらいました。結局、今日は初メイク出来ませんでしたが、ストレスは綺麗に解消できたようです。昼からは約半年振りに江湖さんがボートでスケートをしました。江湖さんのメインはスケートです。スケートの大会はJETで行うので半年ほどはずっとJETレンタルで練習していました。ドライバーは和ちゃんがして、二人仲良くJETで練習しているのが土曜日のいつもの光景です。今日はその半年の成果が存分に披露された素晴らしい滑りです。色々なトリックをマスターしていて、インストラクターもビックリです。やっぱり練習量は正直ですね。
2005年12月4日(日)
曇り
とうとう、冬の到来ですね。今日は風が冷たく今シーズン一番の冷え込みです。山の方は雪が下におりてきて一歩一歩、寒くなるのが目に見えて確認できます。しかし今日は日曜日。「寒い」と言っても元気なウェイクボーダーが集まりました。中でも鵜野さんと矢島さんは揃ってNEWボードのデビューです。矢島さんが予約をしていたリキッドフォースのワトソン134が遂に入荷してきました。まだ国内入荷は6本しかないそうで、その内の1本が早くも矢島さんの手によって開封されました。矢島さんはカタログを見たときから「これしかない!」とビビッと感じたそうです。「試乗しなくていいんですか?」と周りの声に「自分のほうが板に合わせる」というほどの惚れ込みようです。矢島さんのボードをセッティングしているところへ鵜野さんが来ました。矢島さんに「うぁ〜、ニューボードですかぁ!」と興味津々でワトソンを眺めています。矢島さんの一言「鵜野さんも新しい板どうですか? おニューで一緒に滑りましょうよ」に触発されて鵜野さんが悩み始めました。というのも、鵜野さんは昨日にオブライエンのVICE136を試乗していました。その時のフィーリングがとてもよく「これは、いい!」と絶賛していたのです。そんなことは露知らずの矢島発言でしたが、「ほな、僕もいっときますわ」の返事に矢島さんの方がビックリです。こうしてワトソン134とヴァイス136の06ニューモデルセッションが始まりました。矢島さんは始めて乗るボードに期待と不安を抱いていましたが「これ最高! 思ってた通りや」と絶賛です。鵜野さんも「やっぱり、これえぇわ」と絶賛です。これからしばらくはNEWボードが主役のようですね。
2005年12月5日(月)
曇り時々雪
今日は寒いです。とうとう琵琶湖にも雪が降りました。昨日の寒さなど子供だましのように感じるほどの寒さで、一気に冬本番が来たようです。天気も大荒れとなり雪混じりの強風に体が凍えます。さすがに急にここまで冷え込むとビックリしますね。12月でも毎年これくらいの寒さにはなるので、平年並みと言えば平年並みなのでしょうね。朝一には鵜野さんがまたまた来ました。昨日のニューボード・ヴァイスの乗り味が心地よく「もっと、いっぱい滑りたい」といつものように仕事の合間を縫っての来店でしたが、この強風にはさすがの鵜野さんも「明日、また来ます」と苦笑いです。続いて小原さんも「うわ〜凄いですねえ。明日にしてもいいですか?」とこれまた苦笑い。鵜野さんと二人でコミュニケーションルームでビデオを見ながらウェイクの研究です。そしてやはり話題はニューモデルです。鵜野さんは去年に数十本のボードを試乗した経験とその感想を小原さんに説明しています。時折、スタッフのフォローが入りながら、ロッカーの役割やエッジの種類、ボトムの違い、モールドフィンのことやコンケーブのことなどなど、ボードのシェイプの意味や効果など話題は尽きません。もちろん、小原さんに合うボードのタイプや、うまくなるためのボード選びなどの説明もありました。小原さんは分かったような分からないような顔をしながら聞いていましたが、いくつか興味のあるボードが候補にあがったようです。
2005年12月6日(火)
2005年12月7日(水)
2005年12月8日(木)
2005年12月9日(金)
晴れ時々曇り
今日も冬型の気圧配置ですっきりしないお天気です。今週はずっとこの状態ですね。しかし、この寒空の中、燃えているのが田中さんです。田中さんは近所の民宿に泊まって水・木・金と3連チャンのウェイク合宿を行っています。3日間とも風が強くあいにくの天候ですがそんなことはお構いなしで、田中さんは寒くなってからますますウェイクテンションが上がっているようです。そのやる気に比例するかのように着実に実力が上がってきています。最終日の今日は坂田プロと加藤さんの女性3人でのセッションでしたが、二人とも田中さんのレベルアップには驚いているようでした。H/S2wakeも安定してきて、グラブにも挑戦していますし、T/Sのエアーにも果敢に挑戦しています。そしてスイッチやスライドなどのサーフェイストリックもしています。何よりこれらのトリックにぎこちなさが消えて軽さが出てきました。ボードに乗れてるという雰囲気が十分に伝わってきて、実力の底上げが出来ている証拠ですね。この冬、田中さんがどこまで成長するのか見物です。もしかすると春頃にはバックロールなんかメイクしているかもしれませんね。
2005年12月10日(土)
曇り時々晴れ
またまた風の強い一日でした。山には一日中、雲がかかっていてどんよりとしています。多分、琵琶湖バレイには雪が降っているでしょう。山では明日のスキー場オープンに向けて着々と準備が進んでいるようです。今週の天候はスキー場にとっては天の恵み、シーズクラブにとってはヘビーな一週間になりました。今週は本当に季節の移り変わりを感じますね。この急激な寒さにも負けず、今日もウェイクに燃えている人たちはいます。一番手は川井さんです。「年末は仕事が忙しくなるので、今年はこれでもう来られへんかも」と聞いたのが先々週でした。しかし、何としても年内にH/S180を決めるべく、忙しい合間を縫って来ました。今日も昼過ぎには帰らなければならない予定だそうで、9時半頃にはスタンバイOKでした。早速、ライディングです。このところH/Sのエアーがよくなってきて、上にポーンと上がるようになっています。T/S180なら2wakeをクリア。普通のエアーもあとわずかで2wakeクリアです。やっぱりT/S180の方が距離も高さも出しやすいですね。そして肝心のH/S180ですが、ローテーションはばっちり!高さもOK!と文句なしなのですが、体がフェイキーランディングを嫌がっていて、どうしても腰が引けてしまっています。本人も判っているのですが、体がついてこないようです。あとはどんどん数をこなして慣れていくのが一番ですね。
2005年12月11日(日)
曇り時々晴れ
日曜日になりようやく風が穏やかになり久しぶりにショップ前でウェイクが出来ました。 朝一は3週間ぶりに山岸さんです。山岸さんは山の景色が変わっているのを見てびっくり。「これは、水が冷たいんちゃうの?」とこの時期にあいだが空いたので不安げです。覚悟を決めて水に入ると第一声が「やっぱり、これは冷たいわ」と予想通りの展開です。しかしライディングが終わって上がって来た時には「最初だけやね」とこれまた予想通りの発言にボートは大爆笑でした。一方、もう一台のボートには平山君と野崎雅さんのセッションです。ずっと「一緒に滑ろう」と声を掛け合っていたのですが、二人のスケジュールのタイミングが悪くなかなか実現しませんでした。なんやかんやで夏以来になる久しぶりのセッションです。待ちに待ったこの日に二人はかなり熱くなりました。平山君は4ヶ月間封印していた360に挑戦、野崎さんは練習中のスケアクロウを連発と文字通り寒さに負けない熱さでした。夕方には久しぶりに富永さんが松本さんと一緒に来ました。富永さんはオブライエンのオプション136に乗っていますがこの板は4年ほど前のボードなので「もうそろそろ、その板はやばいで」と周りからNEWボードの買い替えを奨められていました。これには富永さんも「俺もやばいと思う」とカタログを入念にチェックしていました。
2005年12月12日(月)
晴れ
今日はまたまた風が吹き荒れています。昨日を除いて先週からずっと風が強いですね。この気候のせいで水も随分、冷たくなり一気に冬本番モードになりました。伊藤さんと加藤さんは1シーズン目なので「まだまだ寒くなりますか?」「水はもっと冷たくなりますか?」とこれからの寒さがとても気になるようです。やはり、太陽が照っていなかったり、雪や雨が降っていたり、何より寒波が来ると強烈ですね。今まで最も寒かったのは奥邨さんと保田プロがライディングしてる時と記憶しています。この時は奥村さんの手袋が凍りました。凍ったのはちょうど手の甲の部分で、この時はなかなかフォールせずに滑りっぱなしでした。そして保田プロのライディング中にはラインも凍り、ボートについた水しぶきが見る見る凍っていきました。この話しを二人にすると「想像できへん」と言ってましたが、寒さには徐々に慣れてくるので無理せずに続けていれば成果はでますよ。そして今日の二人は強い風の中でもいい滑りをしていました。時折、強風で動きを奪われたりもしましたが、加藤さんは2wakeを何回か越えることができ、伊藤さんはボードコントロールにも慣れ1wakeをすんなり飛べました。この調子だと寒さを乗り切れそうですね。
2005年12月13日(火)
晴れ一時雪

今日の天気予報は、全国的にこの冬一番の寒さで日本海側では本格的な雪になると言っています。出勤のときも北からの対向車に雪まみれの車があります。松の浦に入ると日陰には雪が薄っすらと積もっていました。とうとう平野部にも雪が届くようになってきましたね。予報通り?10時過ぎには晴れのいいお天気だったのですが、時々山からの雪が流れてきていました。あと1ヶ月もしないうちにこの雪が本格的に降る日が来ますね。今日は高安君が雪山をバックにウェイクです。「だいぶ寒くなりましたねぇ」と準備体操を入念にしています。さすがは高安君。寒い時の心構えが万全ですね。水の冷たさと寒さを覚悟しての滑り出しです。途中で「寒くない? 大丈夫?」と声をかけましたが、「全然大丈夫。中は汗かいてますよ」とさすがドライスーツを着ているだけのことはありますね。しかし「でも、手と顔が冷たい」とむき出しの部分はやっぱり冷たいままですね。それでもグローブなしで滑っていられるので、まだまだ寒くなっても大丈夫そうです。

2005年12月14日(水)
晴れ
今日も朝から雪がちらついています。今回の冬型の気圧配置は一向におさまる気配がありませんね。松の浦よりも北にある高島市から来る鵜野さんの車には雪がへばりついていました。松の浦近辺では雪が舞っているものの積もるほどには降っていません。さすがにこの時期の天気は少し北に行くだけで全然違いますね。今日も風が強いので少し移動してのトーイングです。移動先は例によって例の如くご機嫌なコンディションで、この10日ほどはこの場所でのウェイクが定着していますね。1番出発は鵜野さんと野崎雅さんです。この二人は寒くなってからますます回数が増えています。野崎さんは移動を察知して丸秘アイテムを持参していました。それは<毛布>です。濡れてもいい毛布を膝に掛けます。その下からヒーターを通すのです。このアイテムの効き目は抜群でした。移動中も待機中もポカポカとしてこたつに入ってウェイクを見ているような感覚です。これからはショップでも毛布を準備しておきますね。
2005年12月15日(木)
2005年12月16日(金)
晴れ

まだまだ、冬型がおさまる気配はありません。それどころか週末には大寒波が来るそうですね。朝方はお決まりの強い風が吹いています。しかし昼前からは風も穏やかになり夕方には無風になりました。大寒波前の束の間の休息でしょうか。それでも久しぶりにショップ前が穏やかになり、平和な風景が戻ってきたのはいいことです。波風が立たない日は何日ぶりでしょうね。朝方は伊藤さんと鵜野さんで始まりました。この二人が一緒のボートに乗るのは初めてで、二人にとって楽しみなセッションとなりました。鵜野さんは先日の丸秘アイテムの毛布を持参です。この毛布にくるまって移動です。移動のあいだも全然寒くなく、毛布の効果に伊藤さんは感激していました。移動先は今日もご機嫌なベタ面が待っていました。先ずは鵜野さんからライディングです。ボードをVICEに替えてからグングン調子が上がってきており、いつものT/S特訓の成果が出ています。そして今日は豪快なフィンリリースもありました。フィンリリースは伊藤さんへのサービスですね。そして次は伊藤さんです。伊藤さんも寒くなってきてから調子が出てきています。今日はいつもにも増してスムーズに板に乗れています。エッジwかけても腰が引けることが少なくなり、1wakeジャンプの成功率が高くなってきました。寒いですがますますウェイクが面白くなってきているようです。

2005年12月17日(土)
晴れ時々曇り

天気予報通り今朝はかなり寒いです。12月でこの寒さは何年ぶりでしょうか。山の雪も日ごとに積もってきているようで、白い色がジワジワと山にしみ込んでいっているのがよく分かります。そして今日も強い風の中のウェイクになりました。ボートには毛布を用意しての移動です。一番手は川井さんと伊藤さんです。伊藤さんは昨日から連チャンです。伊藤さんは調子が上がってきているので寒さもへっちゃらのようですね。川井さんは冬場の寒さには強い人で、11月いっぱいまでロンスプでやっていました。川井さんに毛布を差し出すと「まだまだ大丈夫」とこの寒さの中でも余裕です。移動先は当然のごとくベタ面です。毎日同じ天気ですとゲレンデを探すことがなくていいですね。ライディングは川井さんから。インストラクターとしては川井さんには何としても年内にH/S180を決めて欲しいです。もちろん川井さんも同じ気持ちです。川井さんの課題はフェイキーランディングです。着水時に膝が硬くなってしまうので、いい感じで降りてきても水面でボードがはじかれてしまいます。今日はいつも通りの練習に工夫を加えて、スイッチで膝を使えるように頑張りました。急には効果はあらわれませんが、なかなかいい感じに出来ています。もう一息ですので是非ともメイクして下さいね。

2005年12月18日(日)
雪時々晴れ
12月というのに大寒波到来です。月始めからの冬型がすくすくと育ち、ついに爆発したという感じで今日は凄い雪です。12月にこんなに雪が降った記憶がありません。テレビのニュースでも日本海側のいたるところで大雪となっています。積雪記録を更新したところが全国各地で30箇所以上もあるようですね。もちろん松の浦でも12月にこんなに雪が降った記憶はありません。道路は一面真っ白になり、ビーチにも10cm以上の雪が積もっています。ボートから見るビーチは綺麗な景色です。この大雪の中、松村家はいつも通りキャンピングカーでビーチ泊です。子供達は夜中の強い風に少し驚いていたようですが、起きた時にはすっかり一面雪景色に変わっていて大はしゃぎです。スノーボードウエアに身を包み雪だるまに雪合戦、そしてビーチに寝転がって記念撮影です。スクールも大盛り上がりで、何とこの大寒波の中、野崎さんの同僚が初ウェイク体験です。コースはもちろんボートビギナーコース。このチャレンジャーのお名前は平山さんです。夏からずっとウェイクをしてみたいと思っていたのですが、チャンスに恵まれず今日に至りました。とは言うものの、よりによって記録的な寒さの日に初体験とは!初めてですとどうしても水の中に浸かっている時間が長くなるので体が冷えます。受付で「本当に大丈夫ですか?」と念を押すと「頑張ります!」との返事です。このやる気に皆で拍手喝采。平山さんはすんなりスタートに成功して無事ウェイクボーダーとなりました。
  ちびっ子かまくら        猫ちゃんかまくら
2005年12月19日(月)
2005年12月20日(火)
晴れ
日・月と大雪に見舞われましたが、今日は一転して暖かくなりました。冬型が気を吐いて疲れたのでしょうか、昨日までの荒れた天気が嘘のようです。ビーチの雪も見る見るうちに解けていき、今日は気持ちよくウェイクが出来ました。この絶好のお天気に恵まれたのが小西さんと高安君です。二人はよく顔を合わせているものの一緒に滑るのは始めてだそうです。先ずは小西さんから。ハンドルを握る手が強すぎて体が固まってしまうのが小西さんの悪い癖です。調子が悪い時は必ずこの状態になってしまうので、今日は徹底的に悪い癖の修正をしました。初めはぎこちなかったのですが、徐々に要領が分かってきた感じで1本目が終了。続いて高安君が301本勝負です。小西さんは始めて見る高安君の滑りにワクワクしています。今日の高安君は体の動きが軽く調子が良さそうです。途中、「暑い〜」とドライスーツの中は汗をかいているようでした。インストラクターから小西さんへ「高安君のカットと着水の雰囲をしっかりと焼き付けて下さい」とイメトレのアドバイス。このイメトレが効いたのか2本目の小西さんはかなりスムーズなライディングでした。本人も高く飛べている感覚があったようで大満足でした。やはりイメトレは重要ですね。夕方には保田プロの練習です。エアーや当て込みなど基本の動きをじっくりと練習しています。聞くところによると「年末は仕事が立て込むので、今日が今年の滑り収めになるかも」とのことです。あと10日で今年も終わりですね。
2005年12月21日(水)
晴れ
天気予報によれば今日は平年並みの気温だそうです。ここ最近の寒さで「平年並み」が暖かく感じますね。今日は束の間のウェイク日和といった感じでしょうか、来る人みんなが「今日はあったかい」と声を揃えています。それでもいつもの風が吹き、いつもの場所でのウェイクとなりました。第一便は鵜野さんと伊藤さんです。二人は先日、一緒にボートに乗っていたの今日のメニューを相談しながらゲレンデに到着しました。鵜野さんはいつもにも増してT/Sを練習です。そして伊藤さんは1wakeです。伊藤さんは前回からさらにレベルアップしたように思われます。この調子でグングン上達して欲しいですね。昼からは奥邨さん、高安君、小西さんの3人でセッションです。小西さんにとっては勉強になるメンバーですね。奥邨さんは約2週間ぶりとあって、水温を気にしていましたが、皆から「今日はあったかいから大丈夫ですよ」と励まされていました。しかも奥邨さんは無敵のドライスーツを着込んでいるので、ライディング中に寒くなるどころか汗をかくくらいでしょうね。そんな話しをしながら毛布を用意して移動です。小西さん、奥邨さん、高安君の順番でワイワイガヤガヤと楽しいひと時を過ごせました。
2005年12月22日(木)
吹雪
『ホワイト・アウト』とい言葉をご存知でしょうか?元々は登山用語なのですが、数年前に映画のタイトルにも使われた言葉です。その意味は『吹雪や霧のために何も見えない真っ白な状態』のことです。こうなると方向感覚が失われ非常に危険な状態です。琵琶湖では春先にこの状態になるのことが極稀にあります。その時は霧が濃く視界が30mほどになりますが、時間が経つと霧も薄くなってきます。こんな日は風もなくポカポカとした超ベタ面なので、春先のホワイト・アウトは嬉しい現象です。しかし、このホワイト・アウトを冬に体験したのは初めてです。今日は強い風と大雪で猛吹雪になり視界が極端に悪く、20m先が何とか見える状態になりました。1時間もしないうちにホワイト・アウトはなくなりましたが、寒波の強さを実感しました。そんな極寒のなか加藤さん、田中さん、坂田プロの女性3人は頑張りました。加藤さんはと田中さんは始めての越冬ボーダーですが、この寒さで出来ればこの先の寒さに何も不安はありませんね。(この寒さでウェイクが出来るのもドライスーツの威力でしょうね。)3人は天候が荒れているときは雪で滑り台を作ったり、軽トラにロープをつないで走ってなんちゃってスノボをしてイメトレ?などこんな天気でも楽しく遊んでいました。そして雪と風が落ち着くと「今がチャンス!」とばかりにウェイクです。今日は記録的な大雪で貴重な体験ができましたね。二度と御免ですが・・・。
2005年12月23日(金)
晴れ時々雪
今朝のビーチは昨日の雪がかなり解けています。寒波がやわらいだようで天気もよくも良く気温も昨日よりかは高めです。今日は昼から鵜野さんが登場。鵜野さんは朝方に琵琶湖バレイでスキーをしてきたそうです。鵜野さんは今シーズンは琵琶湖バレイのフリーパス券を買ったそうで、この冬はスキー&ウェイクのスペシャルコンボを満喫する予定だそうです。鵜野さん以外にも今までに琵琶湖バレイでスノーボードをした後にシーズクラブでウェイクと、一日でスノー&ウェイクに挑戦した人はたくさんいます。和喰さんや山岸さん米田さんなどなど、もちろん峠プロも体験者です。今日の鵜野さんはスキーをやってきた影響か、膝の動きが柔軟でした。オブザウェイキやカットでの飛沫の上がり方がいつもよりもシャープです。鵜野さんはあまり自覚がないようでしたが、やっぱりどこかで何かが関係しているのでしょうか?鵜野さんの前には山下さんが滑りました。先週の日曜は大雪でリタイアしましただけに今日は気合が入っています。そのやる気が実り、今日はインアウトの180を初メイク!バニーホップ180も安定してきています。山下さんはいよいよ2wakeでの180を練習する日が近づいてきましたね。
2005年12月24日(土)
曇り時々晴れ、一時雪
昨日はシーズクラブの忘年会でした。今年もたくさんの参加者で大いに盛り上がり、とても楽しかったです。プロを除き、一年間で一番たくさん滑った人に贈られるキング&クィーン・オブ・シーズクラブには高安君と田中さんが輝きました。高安君は去年に引き続き2年連続の栄冠です。田中さんは初受賞、今年はかなり頑張っていましたね。ちなみに二人が滑った本数は高安君は185本、田中さんは136本です。凄い数字ですね。 一方、今日のゲレンデは相変わらず寒い日でしたが、久しぶりにショップ前がベタ面になってくれました。朝一から夕方までショップ前だったのは久しぶりですね。そして朝一は川井さんでした。今日が滑りおさめとなるので、年内にH/S180をメイクするには今日しかありません。滑る前には「今日は決めるまで帰れませんね」と激を飛ばします。一本目から惜しいのが連発しています。「もうひと息」と周りからも応援がありましたが、決まらずで終了。陸トレをしてから2本目です。2本目は陸トレ効果抜群で180初メイク!!ボートは大盛り上がりで拍手喝采!いつもクールな川井さんもこの時ばかりは笑顔満開です。ここまでの道のりが長かっただけに喜びも大きく、インストラクターも大声を出して「おめでとう!」コールでした。川井さんは自分で大きなクリスマスプレゼントを手にしました。
2005年12月25日(日)
晴れ
今日も風が強い一日でしたが天気がよく、日差しのおかげで暖かく感じます。太陽があるだけで随分と違いますね。朝一は金村さんが初登場です。初めてと言っても、この時期にウェイクをしているということでキャリアは34年だそうです。受講コースはもちろん1ポイントレッスンコース。いつもと違う雰囲気で改めて自分の滑りをチェックしてもらおうということです。ライディングの方はなかなかしっかりしていて、両サイド2wakeはもちろん、180にハーフキャブそしてH/Sバックロールも出来ています。基本的な技術はOKですね。しかしライディングがせっかちになっていて、せっかくのテクニックが活かされていません。金村さんはもっと上手く、かっこよく滑るためのコツのレクチャーを受け、エアーが高くなりグンとよくなりました。そして調子が上がってきたところでニュートリックの練習です。T/Sのロールトゥリバートが課題で、このトリックな何度かメイクしていますが、なかなか安定しないようです。アプローチや姿勢、踏み切り方など一通りの流れを陸トレでイメージしてからチャレンジ。惜しいところまで行きますが普段の悪い癖が抜け切れないようです。しかし、金村さん自身は手ごたえを感じたようでした。そして今日は富永さんや松本さんが滑りおさめをするため、夕方に駆け込みで間に合いました。1本づつのライディングでしたが、「これで思い残すことはない」と超ベタ面を気持ち良さそうに滑っていました。
2005年12月26日(月)
曇り時々雪
今日は風も穏やかでショップ前は見事なまでにベタ面です。この景色は本当になごみますね。今朝方に降った雪が薄っらとビーチに積もっていて山は真っ白です。しかし見た目とは違ってそれほど寒くありません。今日は寺崎プロが滑りおさめです。寺崎プロは年始にサイパンへ旅行に行くそうです。もちろん、サイパンでもウェイクの予定を入れていて、サイパンでのウェイクは2回目です。このことを先日の忘年会で川西さんと話をしている時に、タイムリーな情報を得ました。というのも川西さんの友人がサイパンでプライベート・ボートを持っているのです。(このオーナーさんはシーズクラブにも何度か来て滑っています。)もちろん寺崎プロは川西さんの友人のところでも滑るプランを追加しました。滑り初めは暖かいサイパンでのウェイクが待っているので、日本の寒さとはしばらくお別れですね。うらやましい。昼からは伊藤さんが来られました。伊藤さんも滑りおさめですが、今日は来年に向けてマイボードを決めました。伊藤さんはドライスーツは持っているのに肝心のマイボードは長い間、レンタルボードでした。しかし上達するにつれて自分の道具が欲しくなってきたようです。この寒さの中、頑張っているですから上達するのは当たり前ですね。予算と相談しながら色々と悩んでいます。そして「ウェイクのレベルアップごとにブーツとボードを替えていく」ことに決めました。2wakeを飛べるようになるまでは履きやすいブーツと安定した大きめのボード。ということで、ハイパーライトの新古ボードTFDとオブライエンのディバイスに決定です。06年の滑り初めはこのセットで幕開けです。
2005年12月27日(火)
2005年12月28日(水)
曇り時々雪
いよいよ今日が今年の最終営業日となります。15日の初滑りで始まった1年間ですが、今年も多くのドラマがあり、そして多くの新しい仲間が増えました。こうして無事1年間を終えることができるのも皆さんのおかげと感謝しています。ありがとうございます。ウェイクを初体験した人からキャリアの長い人など多くの人がシーズクラブを訪れています。ここで皆さんが楽しい時間を過ごし、たくさんの笑顔を見られたことが、シーズクラブにとって一番の宝だと思います。大会に向けて頑張った人、新しいトリックに向けて頑張った人、滑る楽しさを発見した人などなど、それぞれのスタンスでウェイクボードと向き合ってきたことと思います。シーズクラブでは皆さんのウェイクシーンを盛り上げることをモットーとして来年も頑張っていきます。それでは皆さん、よいお年をお迎え下さい。