2005年6月1日(水)
晴れ
今日から6月です。梅雨入り前は爽やかに晴れた空にカラッとした空気、ほとんど無風でコンディションGOODとウェイクボードにとって1年中で最高の時期だと思います。ジリジリとした真夏の太陽の下で滑るのも気持ちいいですが、今の季節が好きな人は多いようです。朝一は高安君と歯医者の山岸さんのセッションでした。高安君は受付で「このところ、540の調子が良くなってきた」と言っていました。山岸さんにその話をすると、「じゃあ、一緒に滑ろう」と急いで着替えて準備完了です。もちろん高安君からスタートです。高安君の滑り始めは、少しスラロームをしたあとに1発目のエアーでいきなり360から入るのが最近の定番です。今日もその通りの展開でしたが、なんと!1発目の360で強烈なクラッシュです。バックドロップをくらったように背中から急降下。ブーツも脱げてしまい、かなり痛そうなフォールでしたが高安君は「大丈夫です」と苦笑いしていました。気を取り直して滑り始めです。ボートでは「開始早々の大フォールで調子が悪いのか」と心配していましたが、大丈夫のようです。宣言通り540も安定したローテーションで見ていて安心でした。高安君はスピントリックを伸ばしていくようですね。昼からは真由美プロが久々のウェイク復活です。足首の捻挫の回復具合を心配していましたが、ブーツもすんなりと履けて大丈夫そうです。今日はスラローム、エアーと無難なところでストップしていましたが、久々のウェイクに終始笑顔で滑っていました。これから徐々に挽回ですね。
2005年6月2日(木)
まだ梅雨入り宣言はされていないのですがなんだかそれを思わせるような天気が1日続きました。寺崎プロも来るなり天気に加え体調もあまり思わしくないようで「どうしようかな?」なんて言っていました。しかし、峠プロから「ベスいこっかー。」との声とウェットスーツを身にまとうといっきにそれまでの気だるそうな雰囲気から戦闘モードへと切り替わっていました。結局、30分滑りきり終わった後に「やっぱり、水に入ったら気持ちがかわるもんやねー。」と受付時と変わり、担当はしていないものの納得いく練習ができたのだなと思えました。その後も雨に負けずみんな練習に励んでいる中、以前お手伝いをしてくれていたスタッフの方が遊びに来てくれました。峠プロも寺崎プロも久しぶりの再会でそこからみんなでテーブルを囲み雑談が日が暮れるまで続いていきました。その間ぼくは入荷したばかりのリキッドフォースの日本限定モデルをショップに飾っていました。みなさんもご存知だとは思いますが今年もNEWモデルボード2つに加えビンディングまでもジャパンカラーが数量限定で発売となりました。早くもビンディングに関しては残すところ『チーム(Mサイズ)』しか残っていません。カラー的に『オメガ135』の限定モデルと組み合わせると渋〜く良い感じになります。限定カラーはとにかく数量が少ないのでみなさん買うなら今しかありません。
2005年6月3日(金)
曇り時々雨
今日はシーズが山間部にあるのだなっと思われる空模様の1日でありました。何でかというと通り雨が計3回にその都度雷が鳴り響きそして最後にはヒョウなんて降ったんですよ!!幸いスクールはショップ前で行なえることができタイミングを計り進めていけました。時折、「雷雲が迫ってるー。」なんてことをボートの上で言ったりもしていましたが順調にスクール事態は無事終えることができました。そのスクールでは毎年この時期にデビューする畠中さんと佐伯さん(旧姓:魚谷さん)がこんな天候でありますが今シーズンの初すべりをしました。昨日、予約表をかいていると峠プロがきて「2人も長いよなー。」なんていっていたのでボートの上で聞いてみると「今年で6年目かな〜。」と僕よりもシーズ暦が長いことにビックリしました。2人の1本目は福井県からこられている奥様ライダー中村さんと一緒になりかなりの刺激をうけたようで2セット目ともなると中村さんのトリックやエアーの真似をされました。佐伯さんは見事トリックをコピーすることができましたし、畠中さんもエアーの高さがでてきて2人とも良いスタートがきれたと嬉しそうでありました。しかし、なによりも驚かされたのが常連さんであってもウェットスーツを着るところなのですが2人ともこんな天候でありながらタッパー(上半身のみのウェットスーツ)で2本のトーイングをやり終えた若さ!!真似をしろという意味ではなく、それだけ琵琶湖の水温も上がっているということをみなさんにお伝えします。
2005年6月4日(土)
晴れ
今日は素晴らしいコンディションでした。朝方は南の方から風が入って怪しい状態でしたが、昼前から一転、超ベタベタな水面に変わりました。真夏を思わせるような気温に、沖ノ島から琵琶湖大橋まで見渡す限りのベタベタな水面です。これはもう今年一番のゲレンデですね。この天からご褒美を堪能したのが、最近猛烈に頑張っている高安君、由莉江プロ、寿弥子プロです。高安君は20分、25分、15分と合計1時間も滑りました。1本目は峠プロが見守る中540をキッチリとメイク。2本目には「何したらいいですかねぇ」との問いかけに「全日本を目指すなら、ロールトゥブラインド、T/Sオフ540911あたりを復活させなあかんね」と檄が飛んでいます。初めは久しぶりのトリックにビビっていたようですが「このコンディションで練習せぇへんかったら、何時するんや」と気合を入れなおして、T/Sオフ540を打ちました。この一発が調子よく、以前の悪い癖がなくなっていました。それどころか回りすぎて720の練習をしているようです。 一回やってしまえば気が楽になって3度4度と挑戦。少しずつローテーションをコントロール出来るようになってきています。この調子で3本目は3人でセッションです。由莉江プロ・寿弥子プロも15分を3本とベタ面を満喫していました。
2005年6月5日(日)
ちょっと待ってね
2005年6月6日(月)
晴れ
先週末の天気とは打って変わって今日はサイコーの天気でありまさに真夏のような感じで耳をすませてみるとセミの鳴き声が聞こえてきました!!それに加え琵琶湖も静まり返っておりどこを走っても問題なしといったかんじでスクールではひたすら真っ直ぐ走るコースなんてとりました。みんなもそれを嬉しがっておりその中でも西木さんは念願のマイボードを購入し最高の状態で初使用をすることができました。そうそう、西木さんはネイルアーティストでその特技を活かし自分のヘルメットにペイントを施しているんですよ!現在、店内にそのヘルメットを飾らさせていただいているのでぜひ見てください。今までも西木さんのヘルメットを見た女性ライダー達はもの凄ーく羨ましそうにしてペイントしてほしいと言っていました。もしかしたら西木さんとの交渉によって自分だけのオリジナルヘルメットに変えてくれるかもしれませんよ!?そして、午後からも大勢のスクール生のみなさんがおみえになりましたが清水夫婦は2人揃って3本滑るなり今シーズンはヤルゾーという気持ちを体中から発していました。旦那さんは昨年思うように練習することができず、トリックのメイク率を落としているところでありましたが前回の来店時に峠プロと同じくオブライエン「バルハラ133」にかえ心機一転頑張っています。奥さんは今日はTSのエアーに奮闘中で1日の中で距離を倍近くまで伸ばしまもなく2ウェイキをHITしそうです。そんなみなさんを見ているとどうしも滑りたくなってきて日暮れ間近ではありましたが滑らせてもらいました。本当、こんな日がこの先ず〜と続けばなーなんて思う最高の1日でありました。
2005年6月7日(火)
晴れ
今日も朝からご機嫌なコンディションです。峠プロ行きつけの美容院の先生・濱本さんが昨日に引き続き連チャンで来られました。濱本さんは初めての連日ウェイクです。「少し筋肉痛が出てきてる」と言っておられましたが、前の感覚が残っているうちに滑れるというのは上達への一番の近道ですね。ライディングはもちろんGOOD!「今までで一番気持ちいい」と最高の笑顔で滑っていました。一方、鵜野さんはベタ面を前にしてまたまた琵琶湖周遊ライディングです。ショップ前からスタートして、旋回やUターンは一度もなし。ボートは延々と真っ直ぐ走っていきます。琵琶湖を独り占め出来たような贅沢なライディングでした。昼過ぎに駐車場からスーツ姿の見慣れない人物が来ました。受付で話を聞くと、仕事の合間を抜け出してウェイクをしに来たようです。普段は加古川あたりで滑っているそうですが、仕事で草津まで来たのでシーズクラブまで足を伸ばしてくれました。もちろん初シーズクラブです。ウェイク歴4ヶ月ですがなかなかのガッツですね。お名前は藤原さん。タイミングよく由莉江プロと同船してのワンポイントレッスンコースです。時間がないので1本だけでしたが、充実のウェイクが出来たと喜んでいました。
2005年6月8日(水)
晴れ
接近している台風の影響でしょうか不安定な風です。天気はいいのですが、どこへ行けばいいのか迷うコンディションです。ショップ前でも滑れないことはないのですが、スタッフとしては「せっかく滑りに来たのだから気持ちよく滑ってもらいたい」と思うところですね。朝一番の野崎夫婦は「今日は夜勤なので時間は大丈夫」だったのでしばらく面待ち。風が少し安定してきたようなので、移動を誘いましたが、雅さんが「これなら前で出来る」とショップ前で滑ることになりました。少しうねりのある中、普段はあまり練習しないスイッチやバニーホップ180を連発。二人とも両サイドの180を安定させるためにフェイキーでのボードコントロールを重点的に練習です。うねりがあるので、膝や腰を使わなければ安定して滑れません。これなら嫌でもボードコントロールの練習になります。二人は状況に合わせた練習で着実にレベルアップしています。昼からはやっぱり移動となり、気象状況を見極めながらベタ面を発見しました。寿弥子プロと奥邨さんのセッションでは奥邨さんがノーハンドパスのT/S360T/S540を決めるなど、かなり盛り上がりました。もう一方のボートでは山岸岳さんが珍しくウェイクスケートにチャレンジしていました。 次回にはその心を聞きいてみたいですね。
2005年6月9日(木)
晴れ
今日は1日中晴天に恵まれています。しかも、琵琶湖も静まりかえっていて、みんなご満悦です。水温も高くなってきたことでいままでの主流ウェットスーツであったセミドライももうしまってもよさそうです。今日のスクールコースはショップ前からどこを走ってもOKっという感じで旋回することなくひたすら真っ直ぐ走っていました。久しぶりに菅生君が木曜日に登場し、同じ時間にきていた高安君と僕のドライバーということとなり気付けばシーズのメンズUクラスが勢揃いとなりました。前回の和歌山大会でも2人は予選、決勝で共に競い合い2日間での勝敗は11敗の五分でありました。大会が終わればお互いを高めあうためのメンバーであり、辛口な言葉も飛び交いましたが刺激を受けあい切磋琢磨していました。練習を終えるとその2人が桟橋に戻ってくるなり飛び込み大会をしようということで意気投合し不安定なモビウスのタワーを飛び込み台として回ったり、頭から飛び込んだりとまた違ったところで競い合いをはじめていました。でも、傍から見ていると、だいの大人2人が何をはしゃぎまわってんだろうと思うほどの騒ぎ振りで30分以上もの時間遊びにふけっていました。しかし、そんな光景を見ると夏を感じさせてきます。毎年、暖かくなると誰かが浮き輪を持ち出し「飛び込み大会をするぞ。」の声で桟橋に集まり思い思いの飛び方によって浮き輪をくぐりぬけるという行事!?がはじまります。さあ、僕も浮き輪を用意しとかなければいけませんね。まだ参加したことのないみなさんも見かけたら桟橋に来て一緒にやりましょうね!!これがまたおもしろいもんなんです。
2005年6月10日(金)
晴れ
今日は一日中ベタ面の五月晴れで梅雨入り前の嬉しい一日でした。九州と関東では今日から梅雨入りしたようです。近畿が関東よりも遅れて梅雨入りするのは珍しいですね。そして週末に接近が予想されていた台風も南の方へそれているようで、週末の天気も先ずは一安心です。さて、今日の一番手は野崎聡美さんです。昨日に雅巳さんがブラインド360で足首を痛めてしまい大事をとって見学です。今週の野崎夫婦は今日で3日連続のウェイクでハイペースで頑張っています。例によって夫婦でビデオ撮影をしながらの練習で研究に余念がありません。今日は課題のH/S180を重点的に練習していました。少し調子が悪いようで、踏み切りの時にハンドルが動いてしまったっり、まくられたりとボードコントロールが乱れてしまっています。ライディング後すぐにビデオを見て自分の滑りを確認した後、トランポリンで復習していました。かなりの熱心さで、ここ最近は常連さんの中ではピカ一ですね。トランポリンが終わる頃、寺崎プロと真由美プロが滑る準備をしていたので練習を見学させてもらうことが出来ました。聡美さんは真由美プロの滑りをボートから見るのは初めてらしく、高いエアーやハーフキャブ、T/S360と流れるようなライディングに惚れ惚れしていました。
2005年6月11日(土)
曇り

さあ、週末となりました。今日はどんよりとした雲に覆われ雨でも降るのかなと思わせる感じだったのですが1日持ちこたえてくれました。っというよりも普通6月は梅雨なんですよね!まだ初旬ということですが雲はかかることがあっても最近雨が降る気配がありません。まあ、ウェイクボーダーにとって雨が降らないということは嬉しいことではありますがなんだか気候的に不安を感じてしまっています。そんなことはどうでもいいことで空が雲に覆われていると水面が穏やかなケースが多く朝から来たメンバーはもう大ハシャギです。そして、最近復活した上野明さんは昔の仲間の鍛治さんと久しぶりに再会し2人でセッションといっていました。お互いの滑りが終わると上野さんは「いやー、やっぱりまじめに練習し続けると上手さが目で見てはっきりわかるね〜。」と僕に真先に伝えに来ました。そこで「鍛治さんはアマツアーで4位に入賞するくらいですから当たり前ですよ。」と切り返すと上野さんも久しぶりの知り合いとのセッションでやる気が増したようで「おーし、がんばるよ〜。」とさらなるやる気をだしていました。っと、僕との会話をしていると鍛治さんを含め午前中にきていた岡田さんたちは早くも3本目を滑っていました。もう、こんな姿を間のあたりにするとやる気はさらにアップした様子でしたが上野さん自身は今日の結果に満足したということで次回の意気込みに変えていました。今が一番日の上がっている時間も長く練習するには1番いい時期なのでレベルアップを早くしたいみなさんは早く来て余裕があれば3、4本滑るにはもってこいですね。今日は半数以上のスクール生が通常予約よりも多く滑っていた1日でみんなをみているとやっぱり梅雨なんてこなかったらいいのになぁとおもいました。

2005年6月12日(日)
晴れ
一昨日までの週間天気予報では日曜日は雨マークで心配していましたが、昨日から回復したようです。今日は早朝7時からのスタートで大忙しです。総勢40名近くの人たちが入れ替わり立ち代りでウェイクを楽しみました。朝一から夏山君と後輩の水谷君、中村君の3人のセッション。もう一台のボートは今年初シーズクラブの西原さんグループ4名です。西原さん以外はウェイク歴が浅いのですが、3人とも筋がよく、今後の上達が楽しみです。続いて姫路から峠プロのマスターコースを受けに来られたショップさん一行です。ウェイク歴数回の人からインバートバリバリの人までバラエティに溢れ、皆さんは峠プロのレッスンを楽しみにしていたようです。昼前になって池田文子さんが3人で登場です。池田さんは今日がNEWボード「VALHALLA」をお買い上げです。いつもマスターコースを受講してくれているのでマスターコース特別価格スーパーお値引き超お買い得な価格です。試乗した時に「これしかない!」と思ったそうで、SHOPとしても日頃の頑張りに応えるつもりで大サービスです。昼からはいつも夫婦で来ている清水健二さんが今日は一人で来ました。清水さんもNEWボードになってやる気が湧いて来たようです。その他にも松田さん、日曜日の定番・松村ファミリー鵜野さん、二柳さんが親子でと日が暮れるまでビーチは賑わっていました。
2005年6月13日(月)
晴れ

昨日の店じまいのあたりから激しく吹き荒れていた風が今日も残っており、ショップに着くなり「なんじゃこりゃー。」といいたくなるようなくらい琵琶湖の状況は凄まじいものでありました。そんな状況になりましたので朝1番に来てくださったスクール生には待機していただき午後まで待ってスクール生が集まるのを待ちメンバー編成をして遠くのポイントに行くこととなりました。僕は後の便での出発となりましたが以前もこの状況を経験している為に先発隊の1人でもある濱元さんに今日は『スプラッシュマウンテン』に乗った気持ちになれますよ。と一声かけました。峠プロがボートを出発させた後に僕も後を追っかけるようにしていくと自分で言っておきながらこれは凄いと思うほどの大移動となってしまいましたがシーズクラブが長年のスクールで見つけ出したゲレンデポイントでは支障なくみなさんが練習に専念することができました。自然と共存するスポーツであるためたまにはこういったことがありますがこの時期ボートの前部カバーを外しているのでそこに座るとより一層スリルや気持ちよさが倍増したりします。その日その日によってゲレンデポイントを変えるケースもありますので天気がよければ前部シートはお薦めですよ!とくに船酔いしやすいかたは是が非でも座ることをお薦めするのでこのダイアリーを見た人は「今日はポイントを変えます。」といわれたら真先に前部シートを取ってみてください。ボートによって座れる人数は異なりますが大体2〜3人です。

2005年6月14日(火)
晴れ
今日は梅雨入りしたのが嘘のように晴れ渡たり、ショップ前もベタベタのいい眺めです。 朝一番にTELで予約が入りました。地元・滋賀県の大津から清水貴子さんといって初シーズクラブです。いつもは南湖で友人らのボートでウェイクをしているそうです。なんとそのグループでは冬場もお構いなしで一年中ウェイク漬けと気合の入ったグループです。ならば清水さんもそれなりに鍛えられているようで、H/S2wakeはもちろん、練習中と言っていた180もノーフォールでキッチリとメイク。T/Sのエアーもあとわずかで2wakeに達します。ワンポイントレッスンコースで峠プロから膝を使って高く飛ぶコツやグラブのためのエアーなどレベルアップの秘訣を伝授されていました。このアドバイスで清水さんは何かに気付いたようです。しかも一緒に滑ったのが坂田プロ、寿弥子プロ真由美プロとレディース・プロに囲まれ贅沢な練習でした。清水さんは「普段は女の人とあまり滑る機会がないので今日は本当に勉強になりました」と嬉しそうに話していました。そして「練習して、また来ます」とさらなるレベルアップを誓って帰られました。清水さん、お疲れ様でした。
2005年6月15日(水)
曇り

6月の15日ということは残すところあと半分となりました。ウェイクシーズンも中盤にさしかかってきて関西ブロック戦芦屋浜大会まで残り1ヶ月となりました。前回の和歌山大会に仕事の都合などで参戦できかなかった和喰さん、奥邨さんは今回早くから休みの希望を出し練習に励んでいました。2人とも常に表彰台射程圏内にしている凄腕なのですが常に現状に満足せず前へ前へと進む練習内容を行い、今日は連絡を取り合ったわけではないのですが同じ時間となり刺激を与え合っていました。とくに奥邨さんは最近4つのスピンの完成度が高くなってきているのでスピントリックの完成度を上げたい和喰さんはビデオを撮影したりしてしっかりと見ることでも勉強していました。さあ、今年、和喰さんはベテランズクラスとなり和歌山大会での参加者をみてみると最低4人のライバル達がいます。昨年は怪我により思うように大会の参戦や練習ができない状態であったためにぜひとも頑張って欲しいと思います。僕もお役に立てたらと思い要望されたグラブトリックを中心に和喰さんを含め数名の前で滑りました。みなさんも昨年成し遂げることができなかったことは今年はできるようになるために色々なライダーの滑りをみたり、話をしたりして頑張ってみてください。

2005年6月16日(木)
曇り時々雨

今日こそは天気予報でも雨マークだったから覚悟しなければと思っていたのですが時折パラパラとする感じでまとまった雨がふりませんでした・・・。その影響もあってか琵琶湖の水位が目で見てわかるほど下がってきてシーズのビーチはかなりの広さになってきてしまいました。久しぶりに来られるスクール生のみなさんはビックリしますよ!駐車場の敷地を除いてもビーチバレーのコートが作れそうなほどです!!いっちょ、みんなでやってみますか。それではスクールでは念願の2ウェイキエアーを飛びきるために田中さんがいつものワンポイントアドバイスコースではなくマスタープロコースの予約でボートに乗る前からやる気満々です。そして、寺崎プロも一緒にのることとなりスクールはスタート。しかし、気負いすぎなのかいつもよりもリズムが良くないと峠プロ指摘されそこから迷宮入りとなってしまいました・・・。その後、寺崎プロのランディング+峠プロのデモライディングを見るなりため息をつきながら「なんで?飛べんの!?」と呟いていました。トリックにしても2ウェイキエアーにしても結構気負いすぎている時は中々うまくいかないもので、自然体でウェイキにHITした時が成功することが僕自身も含めいままで見てきたスクール生からいえます。田中さんは今日峠プロからのレクチャーを頭の中で整理してのぞんだら次回は上手くいくに違いありません。みなさんも気負いすぎにはくれぐれもご注意を!!

2005年6月17日(金)
晴れ
朝からショップ前はベタ面です。野崎夫婦が仕事前の1本を滑っています。旦那さんの野崎雅巳さんは足首を痛めていたのですが、経過は順調で今日からリハビリライディングです。まだ無理ができないのでスイッチを集中的に練習しています。水面がいいのでバランスが崩れても何とかフォールせずに滑っていますが、少し面が悪くなってくれたほうがより密度の濃い練習になると言っていました。いい面の時に思いっきりできないのは辛いですが今は我慢の時です。次はスケートやサーフィンをして楽しんでみるのもいいかも知れませんね。続いて橋本さんと南畑さんの奈良コンビです。橋本さんは今年初ウェイクで「始めは軽く滑っていきましょう」と言うと「若いから大丈夫」と笑っていました。1本目が滑り終わると「体力の限界を超えた」とゼイゼイ言ってたので「明日の筋肉痛がたいへんですね」とスタッフの言葉。対して橋本さんは「年やから明後日にきそう」という返事。「さっきは若いって言うてましたやん」のやりとりに南畑さんは大爆笑していました。一方南畑さんも今日はNEWボードでの初滑りです。ボードはリキッドフォースのオメガ。今までは大きいフィンのオールド・タイプのボードに乗っていたので始めは「ふらふらする」と戸惑っていたので、ボードの中心に乗れるようにアドバイスが続きます。何度か綺麗にアプローチが出来た時にはガツンとBIG AIRをメイク。「これは怖いくらい飛ぶ」と喜んでいました。
2005年6月18日(土)
晴れ
今日も晴天であり、連日真夏日を思わせるくらいで週末ともなりビーチは賑わっています。こうなると毎週ここ松の浦に家族6人で遊びを楽しむ松村ファミリーの声が高らかに聞こえてきます。しかし、今日は家族の中でも1番奮闘していたのが父ちゃんであります。足の怪我をされてからスクールにはいっても1本くらいでいつも終えていたのが今日はトータル4本!水の中で動き続けること1時間を越えました。ウェイクボードの2本とウェイクサーフィンを2本と行なったわけでウェイクサーフィンの時には一度拝見したいと常々言っていた小端さんとご一緒することになりテンションは高まっていました。そして、小端家の次女沙綾ちゃんもデビューすることとなりました。沙綾ちゃんがこける度に小端さんは手振りとアドバイスを交え親父の姿をみせていると松村さんもその教え方を自分の子供たちのためにしかりと聞き入っていました。沙綾ちゃんも最後には1分を越えるロングランをすることができ笑顔がこぼれるとともにボート上では大盛り上がりでありました。そして、真打ち小端さんの登場です。小端さんのスタート方法は本当のサーフィンと同じくテイクオフからはじまっていくので過去何度かしか成功していない松村さんは立つたびに歓声をあげていました。小端さんも娘にむかって時折ピースサインを見せるなどお茶目な姿をみせたりと楽しそうでありました。この天気が続いていけばウェイクサーフィンはかなり気持ちの良いものとなりスクール生が挑戦する姿がふえますが今日のトーイングからのワンポイントアドバイスとしてサーフパンツは膝上丈の方がサーフィンに適しているのでサーフィンのときはもう1枚用意した方が良いですよ。
2005年6月19日(日)
晴れ

日曜日とあって今週も早朝から大賑わい。7時前からスクールは始まりました。トップは昨日に続き連チャンの鍛治さんです。10時までに終了するスケジュールでベタ面を狙っての早起きです。誰もいない静かなゲレンデと見渡す限り鏡状態の水面と、狙い通りになりました。こうなればライディングもご機嫌でH/Sバックロールをあっさりクリア、ハーフキャブも育ってきています。 昼からは今シーズン初の林さんが来られました。まだウェットスーツを持っていないので、裸で出来る日を心待ちにしていたようです。久しぶりのウェイクとあって、体力に不安があったようです。1本目は無難に10分で終了し休憩です。2本目をどうするか悩んでいるところへ二柳さんがサーフパンツを買いにSHOPへ来ました。ゲレンデを見ると皆が楽しそうに滑っています。ボードなど道具は用意していなかったのですが、スクールの空き状況を聞くと1人なら大丈夫ということで、急遽滑ることになりました。そして林さんと二柳さんのセッションが始まりました。60歳を超え元気に滑っている二柳さんを見て、「1本でへばっている場合ちゃうな」と林さんも体力の限界まで挑戦していました。もう1台のボートではこれまた今年初の宮本さんです。昨年は冬場にもウェイクをしていたのですが、仕事が超多忙になってきたらしく、今日も4週間ぶりの休みと嘆いていました。久しぶりの休日にゆっくりとウェイクが出来て「また来ます」と楽しそうでした。

2005年6月20日(月)
晴れ
このところの晴天続きによりシーズクラブのスタッフの体は日本人離れしてきたと最近みんなから言われます。自分の体はよくわからないのですが峠プロの背中をみるとみんながいっていることがわかるようなきがしてきます・・。でも、僕達がそんな黒さを目立たせているということは夏を感じさせているという証拠ではないのですかね。今日のスクールでは5月の中ごろにデビューした西木さんのショップのみんなが来てくださいました。その中には小学生の宏輝の姿もありみんな水に入るなり「全然平気〜!!」と嬉しそうにしていました。前回のときはセミドライスーツを着ていましたがなによりもそんな時期に水にはいることがなく水の冷たさが身にしみたようでしたが今日はそんなことすらあったのかというように自ら水の中に入っていました。宏輝も前回1本で断念したこともあり今日はやる気満々で昨年練習していたサーフェイス180をみんなが見守るなか初メイク!!教えていた僕も嬉しかったです。その後、みんなはウェイクサーフィンをデビューしたり1日を満喫されていました。そうもしていると今日から1週間静岡から合宿にこられた牧野さんが到着だったのですが昨日の地元での練習で腹筋の左側を損傷させていたようで初日の今日は様子を見るということになりました。しかし、本人はやる気満々で少し休養をこちらでとり後日再出発すると誓っていました。怪我をされてしまっているというのは残念でありますがこの気持ちにお応えできるようこの1週間峠プロともども頑張らせていただきます。
2005年6月21日(火)
晴れ

今日も朝からご機嫌なコンディションにお天気です。梅雨入りはどうなったのでしょうか?と思う毎日ですね。夕方4時前に突然に訪れてくれた唐沢さんグループ。唐沢さんは1ヶ月ほど前に8人グループでボート・チャーターをしたメンバーです。今日は勤めている店の若いメンバー3人を連れてやって来てくれました。19歳〜22歳の3人はウェイクボードは全くの初めてで、琵琶湖を目の前にして大盛り上がりです。ビデオ・陸トレと一通りのカリキュラムを済ましていざ出陣。やる前から「何回目で立てるか勝負!」とプレッシャーの掛けあいです。インストラクターからは「こういうパターンでは、一番目にやるのがおいしいですよ」とよく見る光景にさりげなくアドバイス。とは言うものの、勝手がわからない一番手は誰もが敬遠する場面です。結局、ジャンケンに負けた赤木さんからとなりました。「どうなるんやろう」と皆が見守る中、2回目で成功!おめでとう。ここで皆の表情に大きな変化があらわれます。2番手の唐沢さんは「もっとうまくやらなあかん」とドキドキ。3番手の萩尾さんは「俺は1回目で立ってやる」とやる気爆発。その後、赤木さんはスラロームまでこなしかなりいい線を行っています。1度経験してる唐沢さんは基本姿勢が抜群によくなり両サイドのスラロームまで出来ています。この時、次に自分の番が回ってくる萩尾さんの口数が急激に減ってきました。自分の番が近づいて緊張モードが始まったようです。1発宣言は虚しく散ってしまい、2回目・3回目と続きます。ボートからは冷やかしの声が飛び、萩尾さんはどんどん焦っていきます。そして5回目で成功。萩尾さんは一安心でした。 「立つ気満々の人はヤバイ」とウェイクボードの面白さを実感したことでしょう。

2005年6月22日(水)
曇り時々晴れ
今日は生憎の空模様でしたが平日とは思わせないくらいの大勢のみなさんが遊びに来てくださいました。スタートは奥邨さんの師匠の木村さんで本当は天気が良かったら自分達のボートを出して遊ぶ予定だったのですがメンバーが天気を好ましく思わなかったようでやめることとなりました。その鬱憤をはらすかのように今日のエアーは全部BIGに決め以前から試していた乗り方の変化の成果がでてきました。トーイングには満足されていたのですが変える間際に「ボートカバーの修理にいってきます。」とひと言いいのこされたときはなんとも寂しそうでありました。(ガンバレ、木村さん!!)その後、昨日来られた唐沢さんグループが今日は総勢8名までに増えボートを2艇に分けてスタートしました。みんな経験は浅いメンバーなのですが本当のみこみも早くこころからウェイクを楽しんでおり、僕と真崎プロはどちらかのボートを見つけるなりボートを並走させるとお互いのボートから歓声や罵声があがり時間が経つことを僕達も忘れてしまいました。結局、唐沢さんグループは当初の予約の+1をほとんどのみんなが申請してくれたのでボート3艇は日が暮れるまで琵琶湖を走り回っていました。終始、心から楽しんでくれるスクール生の姿を担当できたことが今日の僕の収穫であります。
2005年6月23日(木)
晴れ
さあ、6月も残り1週間となりました。6月というのにまとまった雨も降らずいったいどうなっているのでしょうね!?スクール生と話していると今年は遅い梅雨の訪れだそうで7月から本格的になるようです。7月になれば夏といいたいところなので、そうならなければいいのになっと思うのと梅雨の訪れにより水不足の心配をとりさってほしいという複雑な気持ちです。そんな複雑な気持ちを吹き飛ばしてくれたのが今日の主役となった田中さんでした。先週のダイアリーで次こそは飛べるということが本当に実現し、念願のHS2ウェイキエアーをメイク!昨年8月よりウェイクボードを始め峠プロを中心に基本から積み重ねついに2ウェイキエアー達成。峠プロ曰く「2ウェイキをさらにぶっ飛んでいた。」と本人共に喜んでいました。しかし、これは通過点であり頑張り屋さんの彼女のことですからこれからの成長がまた楽しみであります。そして、夕方には仕事を終え駆けつけてくれた野崎夫婦がウェイクサーフィンにチャレンジしました。しかもマイボードを用意しグラビティーが作り出すウェイキに最初は必死になって乗ろうとしていましたが後半になると自然なかたちで滑ることができていました。ボート上で2人と話していると『ん!?』という感じで話がなかなかかみ合わずおかしいなと思っていたら2人は今日初めてウェイキにのることが出来たのでした。2人もウェイクと違う爽快感に虜になったようでもありますし、ここ最近暑さのおかげもあり大勢のみなさんがウェイクサーフィンデビューを飾るという『アツイ』ことになってきました。みなさん、今年こそはやらなきゃソンです!!
2005年6月24日(金)
晴れ
今日もショップ前はご機嫌なコンディションです。しかも雨の気配もありません。梅雨入りから雨らしい雨は1日しかなかったように思います。去年のように集中豪雨があるのでしょうか。静岡からウェイク合宿の牧野さんが復活しました。牧野さんは月曜日にシーズクラブ入りしたのですが、前日の日曜日に腹筋を痛めてしまい、月曜日は1本だけ滑り、火・水・木と休養していました。今日は峠プロのマスターコースを含め4本のライディングです。残りの金・土・日で「やれるところまでやります」と気合十分です。今日の課題は2wakeエアーを高く綺麗に飛ぶためにカットやアプローチ、膝の使い方などエアーの基本をみっちりと練習して、体が完全復活すればいつでも応用が利くように猛特訓です。牧野さんは「腹筋の爆弾がなければ、何本でも滑れますよ」と頼もしい言葉を残していました。もう1台のボートでは上野明さんがNEWボード&ビンディングでの初滑りです。数年前のダブルアップのコリン142からリキッドフォースのサブスタンス138とウルトラサクションに乗り換えです。今風のボードにも違和感なく絶好調です。何より「ブーツのホールド感が全然違う」とご機嫌でしいた。昨年はウェイクから離れていた上野さんですが、今年は元気一杯です。
2005年6月25日(土)
晴れ
6月最後の週末となりました。陽の光りがガンガンと照りつけるため水に入るのが日課となってきました。それに水温の上昇でもう水着だけで琵琶湖に飛びこめるようになって来ました。こうなるとウェイクデビューをかざるビギナーのみなさんが大勢遊びにきてくれています。僕が担当しただけでも4人みなそれぞれ見事水面の上を1セット目で滑ることができました。4人は全て女性でグループは違いますが自分の順番が近づくにつれ無口になっていき、なにかはりさけそうな表情で水の中に入っていっていました。しかし、実際に立って滑るとなんともいえない気持ちよさを体中に感じて笑顔へと変えていきました。自分達が滑り終えると経験者の岸さん、林さんのライディングがより刺激になり2セット目は2人を追いつけ追い越さんばかりの勢いで右や左に一生懸命動いていました。特に林さんグループの加藤さんは次回1人で平日にくるほどすっかりウェイクの魅力に虜になったようでした。今年もここからがビギナーコース奮闘劇が開幕していくようで楽しみです。今年もまたみなさんが1回でも早く水面の上で滑るという快感を味わうことができるように精一杯サポートさせていただきますので宜しくお願いします。
2005年6月26日(日)
晴れ
今週の日曜日もいいお天気です。早朝スタートの一番手は夏山君と平山君のコンビです。この二人に水谷君が加わりました。水谷君もまだ20歳そこそこと若く、学生時代には体操をやっていたそうです。トランポリンも上手でくるくる回っています。水谷君はウェイク歴数回とまだまだ始めたばかりですが、2wakeが飛べるようになった途端に、おお化けしそうですね。そう言えば、レディース・ウェイクボード界では元・世界チャンピオンのタラ・ハミルトンや現・世界チャンピオンのダラス・フライデーも体操選手だそうです。彼女達は2wakeを飛べるようになってすぐにインバートをバシバシ決めていたそうです。タラはダレン・シャピのコーチを受け、ウェイク歴3ヶ月で5種類のインバートをマスターしたという逸話が残っています。さすが世界のスケールは大きいですね。そして今日は海老名さん親子が初ウェイクです。去年は西木さん親子といつも一緒に来られていたのですが、西木さんの仕事が変わってなかなか日曜日に合わせられなかったようです。しかも海老名さんの息子さんの優斗くん9歳が初ウェイクに挑戦です。去年はまだ怖いと言って踏み切れなかったようですが、今年は違います。陸トレを受けていざチャレンジ。あっさりとスタートに成功!お母さんの前で立派に滑っていました。他にも西木宏輝君、松村4兄弟、小端沙綾ちゃんと松の浦にもちびっ子ボーダーがたくさん集まりだしましたね。
2005年6月27日(月)
晴れ時々雨
朝からパラパラと雨が降っていたので今日こそは覚悟していかなければと気持ちをかためていたのですが時間が経つにつれ晴れ間がのぞきだし暑い1日となりました。今日の予約はなにやら偏りがあり午前中はウェイクボード、午後からはウェイクサーフィンがメインとなりました。そのウェイクサーフィンでは普段はカイトボードをやっている大橋さんと土井さんが初挑戦することとなりました。大橋さんはマイボードのハイパーライトから発売されているラウンドロックで挑戦し序盤はボードの動き対応しきれずなかなか滑ることが出来ませんでした。しかし、2本目の前にお2人にスタンディングのフォームを陸トレで伝えると2人共にロングランを何度かすることができウェイクサーフィンを満喫することができました。帰り際に僕自身カイトボードのことが無知に近いので話を伺うと最初の2年は全然思い通りにいかなかったけれども今は風の強さによっては5メートルくらい中に浮けるほどにもなったみたいです。前回では突風に煽られて陸地まで大ジャンプしてみんなに失笑されたようでした・・・。ここ最近は風がないのでカイトボードはご無沙汰のようでウェイクサーフィンの虜となった今は風の影響によってどちらかを選びこの夏を遊ぶようです。みなさんもこの夏はアクティブに色々な遊びやスポーツをやって楽しんでいきましょう。ここシーズクラブは水遊びに関してはどこにもまけない経験とものがありますのでまだこられたことのないみなさん1度は体験にきてみてください。
2005年6月28日(火)
曇り時々晴れ

朝から晴天が続いていましたが、雲は激しく動いていました。すると予想通りザーッと強烈な豪雨です。この豪雨が何度か訪れ、真夏の夕立ちを思わせるような天気でした。おかげで少しは琵琶湖の水位もあがりました。今日は加藤さんが2回目のウェイク体験です。以前にボディーボードをしていたそうで、マリンスポーツは大好きです。前回は林さんに連れて来られ、ボートビギナーコースを受講し、その時に「これは面白い」とウェイクボードの魅力にすっかりはまたようです。2回目の今日は田中さんと真由美プロと3人でセッションです。ウェイクボード2回目にしてレディース・プロボーダーの滑りを見られるとは幸運です。そして田中さんは2wakeの練習中なので、エアーのイメージがつかめます。「レディースでもここまで出来る」という驚きと「ああして飛ぶのか」という目標が生ライディングで間近で見られるというのは今後の加藤さんのモチベーションをかなりアップさせたようです。ライディングが終わった後も、三人にで盛り上がり、早くも加藤さんはマイボードを考えているようでした。昼からは元プロで今は大会ジャッジなどで活躍している山田さんが来られました。山田さんはウェイクサーフィンに凝っていて、今日もサーフィンです。ちょうど真由美プロも来ているので二人でサーフィンセッションとなりました。鵜野さん、松村さん、小端さん、林さんなどなど最近はサーフィンコースで楽しむ人たちも増えて来ましたね。

2005年6月29日(水)
雨のち曇り

朝にぱらついていた小雨も皆のライディングが始まる頃には止みました。今日は高安君と菅生君のMENUコンビが久しぶりにセッションです。菅生君は17日ぶりの休みで「やっと、ゆっくり滑れる」と松の浦の景色を懐かしそうに眺めていました。そして今日はNEWブーツのデビューです。ボードをリキッドフォースのサブスタンス134からオブライエンのプレイヤー138に戻しました。それを期にブーツもリニューアルです。ライディング前にショップでXENONIONARGON、ウルトラ、アルファなどなど試着して、かかとの浮き具合やホールド感、ラバーの硬さなど念入りにフィッティングしています。そして菅生君はウルトラが一番しっくりきたようでウルトラに決定しました。早速セッティングをして二人でセッションです。高安君は少し練習の間隔が空いたのですが、いつも通り1発目のエアーをH/S360で始めなかなか調子が良さそうです。そして、T/Sのバットウィングを練習していると菅生君から「もっと背中を見せて」とアドバイスが飛んでいました。菅生君もおNEWのブーツですがあまり違和感はなく、いつもの調子で滑っています。タントラムトゥフェイキーをした時にローテーションがフリップのようになってしまい、高安君から軌道の説明と修正のヒントが投げられています。二人は大会ではライバルですが、お互いのレベルが近いので感想やアドバイスには通じ合うものがあるようです。これからも切磋琢磨して頑張って下さい。

2005年6月30日(木)
曇り時々晴れ
6月の最終日です。明日からは7月ということでいたるところで海開きされるのではないのでしょうか!!なんかそう考えるとウキウキしてきますね。まあ、シーズクラブは年中水に入るみんなが集う場所なんで複雑ですけど・・・。さあ、関西ブロック第2戦のウィンドワードカップまでも残すところ僅かとなってきました。午前中はベテランズで争うこととなる和喰さんと山下さんがセッションをすることとなりました。まさに前哨戦といった感じで2人とも言葉少なめでガンガン自分の持つトリックを決めまくっていました。今回のベテランズもレベルの高いアツ〜イ戦いが予想され楽しみであります。2人のアツイセッションを終えた後にはシーズ初来店の清水和子さんが初大会参戦のためにマスターコースを受講されました。内ネタなのですが最近『清水』さんという姓のスクール生が多く電話の裏側では「どの清水さん?」なんてスタッフ間で首を傾げたりしています。そんなことはどうでもいいことで彼女は今回のマスタープロコースでTS2ウェイキの安定感を1番の課題としてこられ、1本目から峠プロのアドバイスがバシバシと投げかけられ彼女もそれに応えるかのように良いエアーを飛んでいました。今日1日のこのマスタープロコースによって初対面の彼女に大会を含め今後の成長するためのことを峠プロはしっかりと伝えるそぶりは隣でドライバーをしていた僕も感心させられるほどでインストラクターのあるべき姿を勉強できました。清水さんにとっても僕にとっても数多くのことを教わった1日であったと思います。