2005年7月1日(金)
今日から7月。早いもので1年の半分がもう終わってしまいました。夏至も過ぎて、これからはジワジワと日没が早くなり日が短くなってきまね。そして今日は一日中、雨が降っていて、ようやく梅雨らしい天気です。桟橋に立っていても目に見えて琵琶湖の水位が上がってきているのがわかります。心配されていた琵琶湖の水不足や農作物への影響も一息ついたところでしょうか。あとは観測史上始まって以来の少雨で取水制限がされている四国地方にも雨がふるといいですね。今日は雨にもかかわらずショップ前はバタバタしていました。昼過ぎに田中ゆかりさんが来ると雨脚が強まり、強風が吹いてきました。田中さんはここ最近はコンディションに恵まれていません。今日も移動です。「私が来たら荒れ始める。やっぱり私が原因?」と田中さんは笑っていましたが、本当に気の毒なくらい荒れ女になってしまい、「田中さんが来たら荒れる」というのがシーズクラブの定説になりつつあります。この汚名にも負けず、今日も頑張って滑っていました。小端さんと一緒に移動した先は、ベタでご機嫌なコンディションです。1本目は前回にクリアしたかに思われたH/Swakeがカットが不調でイマイチうまく飛べていませんでした。峠プロのレッスンのもと、アウトの出かたやタメの作り方を工夫していました。2本目になるとその効果があらわれ、ポーンと上に上がるようになってきました。ボードがうまくコントロール出来てきたのでエッジを強めて2wakeをクリア。その日に不調の原因を克服出来るとは、なかなかやりますね。
2005年7月2日(土)
曇りのち雨
なんだか7月にはいり本格的な梅雨を迎えたようですね。しかし、今日は新しい&久しぶり&いつもの顔ぶれというように大勢のみなさんが遊びにきてくださいました。久しぶりに来て良い結果を残したのは石原君であります。2ヶ月ぶりというのにHS(BS)180をいとも簡単にサクッと初メイクさせてしまいました。昨年までは一緒に毎週頑張っていた常連メンバーはみんなア然とした表情でボートに上がってくるなり僕とハイタッチを交わしました。もうそこから口を閉じることなく石原君のしゃべりは車に乗り込むまで続いていきました。それとは正反対の結果となってしまったのが細木原さん、山路さん、北峰さんの3人のビギナーグループの最後の挑戦者でした。その最後の挑戦者は北峰さんで前の2人が初めてでありながらいとも簡単に1,2回目で立ってスイスイと滑っているものだったからプレッシャーに押しつぶされてしまいました。そうはいっても1セット目の後半には北峰さんも立ってすべっていたんですけどね!その後のことが問題だったのです!!1セット目にスイスイと滑ることができた2人はウェイキを駆け上がったり、下がったりと初めてとは思えないほどのバランス感覚を披露していたのをみていると自分のなかでやらなくちゃという思いが強まりすぎて再三スタートに失敗しすぎていつのまにか終わりを迎えてしまいました。僕としても結果的にみるとビギナーコースは卒業ということなのですが何か複雑な気分です・・。しかし、北峰さんも気分を変えて次回すればきっと2人のようにいくはずです。これにめげずにまたみんなで遊びにきてくださいね。そして、今日のスクールの最後を飾ったのが久しぶりに勢揃いしたチームアンクラーズの馬川さん、戸津川さん、木村さんでした。シーズの創業から知る3人が揃うのは多分2年ぶり?それ以上かもしれませんがなんだか微笑ましく、3人もなんだかうれしそうでした。色んなことが今日1日でありましたがこれがシーズンだという雰囲気がなんともやりがいをかんじました。
2005年7月3日(日)
雨時々曇り
久々の日曜日に雨が降りました。今日で3日連続の雨です。琵琶湖の水位もグングン上がって何よりですね。雨が降っていてもさすがに7月の日曜日はウェイクボーダーは元気です。今日も朝一7時から鍛治さんと山下さんがセッションです。当初は鍛治さん一人だったのですが、山下さんが前日の予約電話で鍛治さんが練習するのを知って「大会に出場する者同士で気合を入れ合おう」と急遽二人のセッションが決定しました。練習も方は上々で琵琶湖を二人で独占して気持ちよくライディングしていました。続いて愛知県から高井さん、岩佐さん、吉田さんの3人が初シーズクラブを体験しました。コースはワンポイントレッスンコースです。普段は自前の漁船でやっているそうでランチが作り出すウェイキに「ムッチャ飛ぶ〜」とビックリされています。それぞれ2wake、バックロール、タントラム、スケアクロウ、360と覚えたいことがたくさんあり、ボートの上でも興味津々にインストラクターの話を聞いています。3人は今まで我流でやっていたので、無駄な動きや悪いクセが所々に見受けられます。1本目が終わり、陸に戻ってトランポリンを使っての陸トレで基本的な体の使い方や軸の作り方などのレクチャーを受けると、「そうか!」と目から鱗が落ちた気持ちになったそうです。元々それなりに滑り込んでいるので、コツを掴むと後はスポンジが水を吸収するように見る見る上達していきます。3人とも「来てよかった。また来ます」とたいそう喜んでいました。
2005年7月4日(月)
昨日、中国・四国地方に大雨をもたらせた雨雲が滋賀県へと移ってきたようでドシャ降りのような雨が降ったり止んだりとしていました。その影響もあってか下がりきっていた琵琶湖の水位もグングン上がり4日前と比べると30センチは現時点であがっているのが確認できました。今後も山から川へと下って琵琶湖の水量を含めると4月くらいまで復活するように思えます。4月といっても分からないみなさんもいるとは思いますがビーチ付近の駐車場から水辺までの距離が大体1メートルくらいになって見た目はビーチが3分の1くらいに思えます。さあ、そんな降りしきる雨の中ではありましたがスクール生のみんなは頑張っていました。2週間後に大会を控える高安君は雨で視界を閉ざされながらでもトータル45分のトーイング。それに負けじと濱本さんも1本終わっていつもならば30分は休憩をはさむところなのですが今日は5分のインターバルで2本目をスタート!他のみんなも雨と格闘しながら自分の練習に集中していました。練習を終えた後に濱本さんは去年だったらこんなことは出来なかったけど今年の練習量の増加によって基礎体力がついてきたと笑みを浮かべていました。マリンスポーツという雑誌にも掲載されていましたがウェイクボードは最高のエクセサイズというのは本当です。日々通われているみなさんの引き締まる体つきがよくなることが僕達の目にもわかりますし、この梅雨明けと共に脱ぎ去るウェットスーツの下に隠れた自慢の体を披露しましょう。
2005年7月5日(火)
曇り一時晴れ
今日は久しぶりに太陽を見たような気がしました。このところの雨で各地の水不足が急転し土砂災害など雨にまつわる天災に気配りしなければならないようになりましたね。いやはや、自然とはすごい力だとあらためて思います。今日の朝一は野崎夫婦の仕事前のライディング。野崎雅さんは足の怪我からのリハビリウェイクはずっとスイッチスタンスの練習をしています。かなり上達してきて、ヒールエッジの掛け方はもちろんスイッチでのトゥサイド・アプローチまで綺麗な姿勢で滑れるようになってきました。 そして、足の具合もだいぶん良くなってきているようで、今日は久しぶりにいつものグーフィースタンスで1wakeエアーを試していました。「思いっきり飛びたい」と言っていますが、ここで無理をしては元の木阿弥。グッと気持ちを抑えて来るべき日に備えていました。続いて鵜野さんの登場です。鵜野さんも仕事前のライディングです。近くに住んでいるのは本当に羨ましいですね。 鵜野さんは「もう少し早く来れば、雅のスイッチが見られた」とスイッチの名手らしく、他の人のスイッチの上達度合いが気になるようです。夕方前には保田プロと小端さんのセッションがありました。保田プロは大会を目前に控えているので、15分を3本に分けての練習でした。途中で水面がバタついてきましたが、大会会場のコンディションを想定して「いい練習になった」とさすがのコメントでした。
2005年7月6日(水)

曇りのち晴れ

この1週間グズついた天気ばかりで不快な日々でしたが久しぶりに陽の光りを浴びることができそれだけでスッキリしました。雨の影響で普段は水の流れない大谷川は1日中水の流れがある状態で琵琶湖の水位も日に日にましていっています。みなさんはまた水が冷たくなったのではと心配されるとおもいますが今日水のなかに入ってみてもそれほど冷たさを感じなかったのでご安心を!!今日のぼくは店番であったためにスクール生とのおしゃべりがメインとなっていました。大会を目前とする奥邨さんに「やっぱりTS540は最後にやるんですか?」なんてきいてみると今の現状ではかなりの自信があるから「どうしようかな!?」という意外な反応がかえってきました。それよりも奥邨さんはトリックの数が豊富だから出すトリックを選ぶのに今は頭を悩ませているようです。そして、今日は真崎プロのもと全部で4本ものトーイングを行なった川西さんは「今日はかなりの得るものがあった!!」と嬉しそうに話してくれました。トーイングの合間にはみんなとトランポリンでトリックのイメージ練習に汗を流し、水面ではボート上からかけられる真崎プロの熱血指導によりより濃い練習ができ終えてからも清々しい表情で話をしていました。これも天気の影響による相乗効果なのですかね!水が増えた今、はやく6月中旬のような晴天続きの日々が1日も早く待ち遠しいかぎりです。
2005年7月7日(木)
晴れのち雨
今日は七夕なんですね。昼間は晴れ間が広がっていたので夜には星空を眺めれるやと期待していたのですが雨雲の到来によって断念することとなりました。今日はまずショップの前にコンビニにより情報誌関西1週間のチェックをしにいきました。なんでそんなことをダイアリーに載せるの!?と思われと思われますがなんと今回の特集夏遊びの1つにシーズクラブがのっているのです!!以前から載るとは知っていたのですが実際に峠プロのグラブ写真を見ると「おお!!」と思いました。きっとこれを見てこれから来てくださるみなさんもいますし、現在来てくださっているみなさんも是非書店などで見てみてください。それでは今日のスクールは日差しが眩しいくらい照りつけてくれたおかげでみんな通常の2本で終わらず3本以上滑っていました。特に上野さんは3本滑るなんて数年ぶりとなったようでしたが今回は自分から「もう1本すべってもいいっすか?」というくらいで最近買い換えたNEWギアがかなりの好調をひきだしてくれるようでした。そして、和喰さんは奥さんを連れてウェイクにジェットにBBQと今日という日を2人でのんびりと過ごされていました。そんな光景をみているとなんだか羨ましく感じます。僕もいつかああやってのんびりとビーチですごせられればな〜と思う今日このごろでした。
2005年7月8日(金)
晴れ時々曇り
今日は朝からベタベタでご機嫌な水面です。ここ2〜3日は雨もあまり降っていないのですが、琵琶湖に流れる川が、急に増水したからでしょうか、あちらこちらに木の枝や藻やゴミが浮いています。トーイングの前にショップ前ゲレンデのコースにあたる場所のゴミを回収して、気兼ねなく滑れるように水面の掃除をしました。ゴミに混ざってビーチボールやサッカーボール、コンビニ袋なども回収です。コンビニ袋などを見ると、レジャーで琵琶湖を訪れる人も、もっと自然を綺麗にするように心掛けて欲しいなぁと思いますね。掃除が一段落したところ昨日に引き続き和喰さんのライディング。大会に向けての12日のプチ合宿です。練習の方もH/Sはバックロール、ローリバ、タントラム、T/Sはフロントロール、スケアクロウ、ハーフキャブロールと大会ルーティーンをメインに危なげない滑りをしています。このあたりはさすがのキャリアを感じますね。大会ではフロントフリップを出すかどうか悩んでいるそうですが、前に足を痛めたのがフロントフリップなので、少しためらいがあるようです。続いて田中さんと寺崎プロです。寺崎プロは「ゆかりちゃんが来てるし、荒れないうちに早く行こう」と田中さんの荒れジンクスを笑っていました。
2005年7月9日(土)
曇り後雨
今日のスクールスタートは7時30分からとなりました。7月ともなると大勢のみなさんが遊びに来てくださるので1人でも多くのみなさんにお越しいただけるよう早朝からガンガントーイングやらせてもらいます。今日の天気はあまりおもわしくはない1日でありましたがはるばる山梨県からお越しいただいた内藤さんがマスタープロコースを受講したり、東京からショップへお買い物をしに来てくれた武田さんたちがきてくれたりと思わずこられた場所を聞いただけでビックリ!内藤さんは明日も来られる予定でやる気満々なのかなと思っていたら、本人は受付のときには「レジャーです。」とおっしゃっていたのですが峠プロのデモライディングではしっかりと要点を見極めようと熱いまなざしを送ったり、スケジュールの配分でS.まゆみプロや水本プロやその他多数の女性ライダーたちの滑りを見て刺激をうけていました。しかし、これだけのメンバーのライディングを見ることができ、今日は内藤さん自身もさることながらかなりのウェイクに対する満足感を得たはずではないのでしょうか。そして、ショップ内では武田さんをはじめウェイクの魅力にドップリハマったメンバーたちがMYギアを購入したり、見定めたりと僕は質問攻めにあってしまいました。それも今日からはじまった『オブライエン大キャンペーン』の効果だとも思います。まだ、キャンペーンのことを知らない方も大勢いるとは思いますが7月の末まで開催されますのでショップやインフォメーションボードやHPのチェックをお忘れなく。そして、『ビーチスタイルフェスティバル』と称して夏物インポートブランド各種のフェアーも同時開催されていますので是非この機会にお立ち寄り下さい。みなさんのお越しをまってま〜す。
2005年7月10日(日)
曇り時々雨
さすがの日曜日です。昨日からあまり天気はよくないのですが、皆さんやる気満々で集まってきます。そして今日は6時スタートで始まりました。一番手は大会初出場の平山君です。用事があるそうで、夏山君やいつものメンバーとは別行動で練習です。大会に向けて一所懸命なのが伝わってきますね。今日が最後の練習とあって、朝一の琵琶湖を独り占めして思う存分練習が出来たようです。早起きは三文の徳ですね。続いて昨日、マスターコースを受けた内藤さんとその友人の栗本さんです。内藤さんは静岡在住で普段は河口湖で滑っているそうです。京都にいる栗本さんを頼りに京都観光と言う名のウェイクキャンプに来られていました。この二日間で基本をみっちりと覚え「今までのモヤモヤが晴れた」と喜んでいました。友人の栗本さんも初ウェイクを難なくこなし、内藤さん曰く「すぐに抜かれるかも」と素質十分な雰囲気を漂わせていました。この二人と同船していたのが初シーズクラブの井上さんと小物さんです。インストラクターが「どれくらいやっていますか?」と聞くと「7年くらい」と返事が返ってきて、「おお!」と思いましたが、すぐさま「でも、この3年で3回くらいです」とオチがついていました。今年初のウェイクを「琵琶湖で滑ってみよう」ということで姫路からわざわざ来てくれたようです。それなりに経験があるだけに、どうすればいいのか理屈は分かっていても体がついてきてくれないようです。しかしインストラクターからの一言でガラッとかわり、井上さんは往年の2wakeが飛べたと喜んでいました。でも明日の筋肉痛が心配ですね。
2005年7月11日(月)
曇り時々雨
まだ、今週いっぱいは梅雨のようですね・・・。昨日の晴れ間がいとおしく感じるとともにこの天気の影響で今日のスクールはキャンセルが続出してしまいました。しかし、お昼を過ぎると雨も上がり琵琶湖はシーンと静まり返った状態で峠プロと2人で「なんか、みんな損してるよな。」などと話していました。結構、雨がシトシトと降っている時はゲレンデを邪魔するものもいないし集中して練習できるもんなんですけどね!シーズには遠方からのスクール生も大勢曜日に関係なくきてくださっているわけですが『地元の天気が悪い』からなんて思ってもまずショップにご連絡をしてみてください。今日なんて大津からバスで幼稚園児が総勢50人くらい隣のビーチにこられ騒ぎまわっていたりして、見ているこっちが「大丈夫!?」なんて思わせるほどで子供達がなんかたくましく感じました。そして、シーズの近くに住んでいる野崎夫婦は今日も仕事終わりに練習に来られるとともに配達の帰り道の鵜野さんも見学に来られ19時過ぎまでみんなでボートにいました。まあ、マリンスポーツはギラギラと照りつける太陽のもとでやるのが1番なのですがちょっとどんよりとした空と静まりかえった琵琶湖でウェイクをするのもオツなもんですよ。はじめてお越しになったみなさんもクセになるかもしれないので1度は経験してみてくださいね。
2005年7月12日(火)
雨のち曇り時々晴れ
今日はめまぐるしく天候が変化しました。ショップ前はうねりが入っていて、ウェイクが出来ないこともない状態でしばらくは面待ちをしていましたが、山岸さんと高安君が大会前の練習ですので田中さんと3人で移動を決行しました。沖に出てどこが良さそうか探りながら、始めに辿り着いた場所では松の浦と違う方向からうねりが入っていたので断念しました。Iモードで気象状況を確認しながら次の狙いへ移動です。途中でスコールのような豪雨に近づいていくのが分かります。皆で「来る、来る。あれは凄い」と言いながら水のカーテンへ突入です。強烈な豪雨に一瞬にしてボートはずぶ濡れですが、この雨を抜けた先はビックリするようなベタ面でした。3人も自然と笑顔がこぼれます。田中さんはこのところの週2回ペースの猛練習の成果が着実に出ています。1ヶ月前とは比べ物にならないくらい上達していました。続いて山岸さんのライディング。大会を目前に控えて絶好調です。今までの力みのあるライディングが、かなり滑らかになりエアーも高くなっています。最後は高安君。大会前の最後の練習とあって気合が入っていましたが、一発目の360でフォールしてしまい、幸先が不安です。しかし途中でリズムを取り戻し、特にT/Sのアプローチが良くなってきています。練習中のバットウィングが今までにない高さで出来ていました。2本目の順番が回ってくる頃に急に風向きが変わり、またまた移動です。移動先は少しバタついていましたが、田中さんは念願のバニーホップの練習に集中です。かなり筋がよく、すぐに飛べるようになりました。ラスト前にはバニーホップ180にまで挑戦して、これも惜しい感じです。次回は成功するでしょうね。この場所も限界になったので、ショップ前に戻ってきました。この頃にはショップ前もベタになっていてその後のスクールは順調に進んでいきました。
2005年7月13日(水)
晴れ時々曇り

今日は朝から一日中、ショップ前はベタ面でした。梅雨前線も一休みして安定した空になっているようですね。朝一は9時半から鵜野さんです。今日は10時スタートのお客さんが多いので、皆より一足先に滑れるように予約を調整しました。鵜野さんはいつものようにT/Sを集中的に練習して201本勝負を終えました。続いて週末の大会に出場予定の奥邨さんです。テイルグラブ、チキンサラダ、インディ、メラン、ミュート、シフティなどこれら全てのランディングを180をしながら着水しています。その技の完成度とキレは抜群でした。エアートリックをこれくらいで切り上げ、バックロール、ローリバ、タントラム、スケアクロウ、フロントロールとインバートをスムーズな流れで完走。さらにH/SB/S 360T/S 360T/S 540とスピンもしっかり。レパートリーが豊富で本番には何を出すか悩むくらいですね。奥邨さんは今日が本番前の最後の練習で、忙しい合間を縫って練習に来たようで11時には帰っていました。そうこうしているうちに、ボートビギナーコース受講の谷口さん夫婦のビデオが終了しました。ウェイクは前に一度経験があるそうですが、その時は「気合や!、頑張れ!、離すな!」の連呼に引きずり回されて終わったそうです。友人同士で起きる不幸を体験されたようですね。陸トレでは「すぐに離して下さい、頑張らないで下さい、身を任せて下さい、先ずは立たずに座って下さい」と指導を受け「スクールは全然違う」とカルチャーショックだったようです。そして、見事1回目でスタートに成功。その後もアウトに出るスラロームまでスムーズに出来ました。しっかりと習えば、なかなかいいものがあるようですね。ここで高安君が見事にバットウィングをメイク!おめでとう!

2005年7月14日(木)
曇り時々晴れ
7月ももうすぐ折り返し地点です。昨日、今日と眩しい日差しが感じられこれから夏本番へと突入のようですね!!今週末には芦屋で関西ブロック第2戦が行なわれますし、23・24日には東京お台場でエクストレイルカップが開催されウェイクイベントが目白押しとなっていきます。特にエクストレイルカップはテレビでも放映されるのでみなさんチェックですよ!海外ライダーをはじめ、日本のトッププロが個々のもてる力を十二分に出し競い合うのですから今から想像してもワクワクしますね。今日のスクールの中では石川から引っ越してきてウェイクライフを送る野崎夫婦が8月の頭に行なわれる北信越大会の初デビューに向け誰よりも頑張っていました。2人にとっていままで暮らしてきた故郷での初デビューでもあるので気持ちが入るのはムリもありません。10月の末から寒い冬を乗り越えた成果を出しきれるよう残りわずかではありますが今日のトーイングでも峠プロが2人を担当し全面サポートしていました。まだ、大会に出られたことのないみなさんも大勢いるとは思いますが関西では9月末に開催される琵琶湖大会が今シーズンの最終となります!!この夏の成果を発揮する場所と思いみなさんも野崎夫婦のように初デビューを飾ってみてはいかがですか?シーズクラブはそんなみなさんをこれからも全面サポートさせていただきますのでまずはインストラクターに「大会にでる!!」と決意をつたえてくださいね。
2005年7月15日(金)
晴れ

今日はジリジリと太陽が照りつけ、真夏を思わせる天気でした。たぶん、この1〜2日で梅雨明け宣言が出ると予想しています。今年の梅雨は前半が空梅雨で水不足が心配されましたが、7月からの全国的な豪雨で帳尻があいましたね。ウェイクボーダーにとってもダラダラと毎日が雨よりも降る時は降ってくれたほうが、予約のタイミングを考えなくていいですね。今日は珍しくコーン松田さんが平日に来られました。しかも朝一です。いつもは土日にゲレンデが空いてきた夕方を狙って滑っていますが、仕事の合間を縫ってのウェイクです。先日乗り換えたばかりのNEW BOARD サブスタンス134が好調で、ウェイクの楽しさが倍増したようです。ライディングが終わったあとに「もっと早く上達するには?」とい話をしていたのですが、やはりそこは「長所を伸ばし短所を克服することですね」と、次回からワンポイントレッスンコースを受講してみることになりました。昼からは加藤さんが同僚の西川さんとともに来ました。西川さんは初シーズクラブで、以前に一度だけウェイクの経験があるそうです。ライディング前に念のためビデオを見て、予習はバッチリです。始めは少々、手こずりましたがインストラクターのアドバイスを受け、見る見るうちにスマートなライディングに変わっていきます。それを見ていた加藤さんも少し焦るくらいの上達ぶりでした。一方、加藤さんの方も今日はグンとレベルアップをして両サイドのスラロームがキッチリ出来るようになりました。加藤さんは今年中に1wakeが飛びたいと言っていましたが、いやいや次回に出来るでしょうね。

2005年7月16日(土)
晴れ
今日から3連休のはじまりですね。この3日間は晴天に恵まれるという天気予報ということで初日の今日はバッチリあたりました。もう日中を越えるとギラギラと照りつける日差しが強すぎてみんなの肌は真赤になっていた痛々しい姿やこんがりと小麦色に変わっていたり、来た時との姿が変わり果てていました。今日は大勢の初心者の方が集まり総勢10数名となりました。みなさん見事ビギナーコースを卒業!!その中でも凄いメンバーを僕は担当でき、僕を含めて7人はトータル4時間を越えるトーイングをテンションがあがりっぱなしの状態となりました。6人のみんなはスノーボードをガンガンやっているのでスタートをいとも簡単に成功させたのでスノボーとウェイクでの共通トリックを教えてあげるとみんなはそれに答え我をわすれて果敢に挑戦していました。特に長崎さんはバニーホップ(オーリー)を僕達と同じくらい飛び上がるほどで、それに驚いていたらなんとバニーホップにインディーグラブをがっちりと持っていました。他のみんなもスライドトリックや1ウェイキエアーなど僕がアドバイスしたことや遊び方をレクチャーするとみるみる吸収していき、実際ひっぱっているときはビギナーコースということを僕自身忘れていました。本当、みんながみんな楽しそうにウェイクをしてくれたことで僕も時間を忘れてドライバーをできましたし、みんながみんな「また、滑りにきます!!」といってくれたことがなによりも嬉しかったです。6人を含め今日来てくださったビギナーコースの卒業生のまたのご来店と今後末恐ろしいメンバーが来られることが楽しみな1日でありました。
2005年7月17日(日)
晴れ
3連休の中日です。梅雨も明けたようで、朝からいいお天気でした。今日は芦屋で関西ブロックの大会が開かれており、そちらに応援に行っている人も多いようですが、シーズクラブは大賑わいです。朝一は池田さん馬場さん米田さんの女性3人グループがマスターコースを受講です。この3人は月一ペースでマスターコースを受けていて、ここ最近はしっかりしたライディングになってきています。特に池田さんの滑りは豪快さが出てきて女性とは思えないパワフルなスタイルです。この調子だとBIG AIRをマスターする日も近いようですね。昼からは岡山県の端っこ(広島の隣)から小門さんがウェイクサーフィンをしに来てくれました。小門さんは冬場にウェイクサーフィンと言うものを知ったらしく「夏には絶対にやりたい!」と強い気持ちでいたようです。女性一人で新幹線に乗っては、はるばる来てくれた気持ちには応えたいですね。陸トレで立ち方のレクチャーを受けいざ本番です。1回目でスタートに成功し、すぐにロープがたるむ状態が出来上がりました。「ハンドルを離して」の掛け声に「やぁ!」と言ったかどうかはわかりませんが、見事にフリーハンドで波に乗れました。おめでとう!同船していた鵜野さんからも大声援を送られ、念願のウェイクサーフィンを堪能できたようです。
2005年7月18日(月)
晴れ
連休の最終日となりましたが今日のスクールスタートは朝の5時!日の出とともに始まり今日は日没以降までボートのハンドルを握っていました。その5時からは西原さんグループ8名の大所帯と野崎夫婦+田中さんの2組の計11名!!僕で4時おきだったのですがみんなは果たして何時に起きたのでしょうね???少々眠たそうにしていた人たちもいましたが夜明けのヒンヤリとした琵琶湖に入って目を覚ます人もいれば激しいクラッシュで目を覚ますなどと人それぞれの目の覚まし方がありましたが今回西原さんたちは8人全員で一緒のボートに乗るという要望が叶ったのでスクールを終えてからもとても満足した様子で10時過ぎではありましたがテラスで今日のトーイングについて盛り上がりながら帰る身支度をしていました。日中のご予約ではこれだけの定員限界の人数でのトーイングは難しいのですが朝1予約の場合では可能になることもあります。もしも大勢で一緒のボートでウェイクを楽しみたいのであれば眠さを我慢して頑張ってきてみてください。出きるかぎりの要望にはお答えしたいと思いますし、結構日の出と共に滑るのもオツなもんですよ。今日は20名近くのスクール生が楽しそうにライディングをしている姿を間近で拝見できたので疲れを忘れて運転に集中することができました。それもこれもみなさんに感謝です。
2005年7月19日(火)
晴れ
連休が明けて静かな松の浦が戻ってきました。昨日まではビーチにはキャンプやBBQをしている人がたくさんいて「これぞ夏本番!」とスタッフの気合も入っていましたが、静かなビーチもいいものですね。今日は大阪から嶋口さんと丹木さんがシーズクラブを初体験です。嶋口さんは1度だけウェイク経験があり、丹木さんは始めての体験です。1度だけの経験の嶋口さんも基本からキッチリと出来るようにと、ボートビギナーコースを受講です。ビデオはスラロームや両サイドへの出かた、オフザウェイキまで見てもらい、今日の目標を高く設定しました。陸トレ中は嶋口さんは「なるほど」と前回の失敗を繰り返さないように念入りに聞いています。そして水上に出て本番です。陸トレの記憶が鮮明なうちに初体験の丹木さんからスタートです。ボードにしゃがむ間もなくいきなり立ってしまいフォール。次もまだ早く失敗。インストラクターから「ボートの人の顔を確認してから立ってみましょう」とアドバイスを受け、いい感じになってきました。1本目の後半ではふらつきながらも滑れるようになり嶋口さんがプレッシャーを感じています。嶋口さんは難なく1発スタートに成功。基本姿勢をきっちりとできるようにリラックスして滑るコツを覚えています。ほどなく波の間でスラロームが出来るようになりました。2本目になると二人とも随分と慣れてきたようで、丹木さんはスノーボードとイメージをダブらせながらグングン上達してきました。嶋口さんもアウトに出てのスラロームに成功。「来週もまた来ます」と笑顔で帰られました。お二人ともお疲れ様でした。筋肉痛には注意して下さいね。
2005年7月20日(水)
晴れ
暑い日々は続きますがみなさんは夏バテなどになっていませんか?僕は昨日お休みを頂いてリフレッシュをしてきたので3連休の疲労を吹っ飛ばしてきました。それでは今日のスクールでは江原さんがマスタープロコースに受講されました。江原さんは当店初来店で「なにでシーズクラブを知ったのですか?」と聞くと「今シーズン冬にスノーボードのデビューを琵琶湖バレイでした時担当してくれたインストラクターの松井さんがシーズクラブのことを教えてくれました。」という回答がかえってきました。江原さんはウェイクの経験は2年前までやっていたという少々ブランクがありましたが今日は真崎プロ指導のもと2ウェイキエアー+スライド系トリックをみっちりレクチャーを受けていました。デモライディングでも江原さんは真崎プロのライディングを瞬きすらしないくらい食い入るように見つめリズムやボードの動きをチェックしていました。特に喜んでいたのは真崎プロが繰り出トリッキーなオーリー&スライドトリックには喜んでいました。2本目のトーイングを終え、「この夏はウェイクをがんばるぞ!」と冬のスノーよりも火が付いたようでした。そして、江原さんが帰られた後になんと奇遇なことに前文の紹介者として登場した松井さんから明日の予約の電話がかかってきました。その時には聞くことが出来ませんでしたが明日はまず江原さんのことを聞いてみることにしてみたいです!!
2005年7月21日(木)
晴れ
昨日のダイアリーでの出来事の江原さんのことを松井さんは覚えているのか!?ということが興味津々でまずはショップの開店準備にとりかかりました。松井さんが来られると「昨日、松井さんが琵琶湖バレイでレクチャーした江原さんが来てくれましたよ。」と言ってみると「え〜!まじで〜!!」という返答が返ってきました。松井さんは今シーズン初めてインストラクターとしてゲレンデにたっていたことと江原さんが熱心に通ってくれたことで覚えていたということでした。松井さんは昨日来ればよかったと残念がっていましたがもしかしたら残りのシーズンで今度はお客さん同士での再開がありえるかもしれませんね。僕も初インストラクターとしてデビューした当初のスクール生の顔は今でも鮮明に残っています。かといってそれ以降のスクール生のみなさんはそうではないのかと疑問を抱かれるかもしれませんがそんなことはありませんしかっり覚えていますよ!!今日マスターコースを受講された越野さんもそういったことを峠プロのデモライディングで感じたようでした。プロのライディングというよりもあれだけ空中をクルクルと回るのは初めてであるとともに同世代ということで越野さんはトーイングを終えると嬉しそうに話してくれました。今後は自分達のボートで練習に明け暮れ成長した姿を披露しに来るとの心強い言葉を頂きました。シーズクラブはスクール生とインストラクターに加えスクール生とスクール生の間でも色んな出会いや衝撃が残る場所なのではじめてくる予約者のみなさんそしてこれからこようと思われているみなさん楽しみにしていてくださいね!!
2005年7月22日(金)
晴れ
今日も夏らしいいいお天気です。ショップ前のコンディションも抜群で皆のウェイク熱を上げています。今日は昼過ぎに井上さんという方が飛び込みで来られました。井上さんは5〜6年前にシーズクラブに来て、マスターコースを受講し、2wakeを習いました。受付では当時のことを振り返りながら、その時に見たデモ・ライディングで、ローリバからキャブロールの流れが今でも印象に残っていると話していました。井上さんがスクールを受けたのは最初で最後、この時だけで、その後は独学で頑張って来られました。それから今までウェイクにドップリと浸かり会社を退職して、去年は1年間タイに滞在してウェイク三昧です。そして日本へ帰ってきて、この夏に千葉でショップ&スクールを始められました。ということで、少し時間が出来た今日のチャンスに、思い出のあるシーズクラブを訪れ、日本一のスクールを見学して、そのノウハウを自分の店に活かせるように、研修も兼ねていました。ちょうど、その時にボートビギナーコースの陸トレや水上レッスンが行われていて、興味深そうに見ていました。お堅い話しが終わった後は井上さんのライディングです。「人目を気にせず伸び伸びと滑れる」と久しぶりのマイ・ワールドにワクワクされています。軽くエアーを飛んだあとはスケアクロウからスイッチクロウと通な流れです。そして、ローリバからキャブロールとこれまたスィッチの切り返しです。これを見て、デモの精神が受け継がれているなぁと嬉しく思いました。その後もトッツィーロール、クロウモブ、オフ540そしてT/Sオフ720に挑戦とウェイクに染まった生活を続けていただけあって、見事なライディングでした。井上さんがライディング後、休憩していると、側でビギナーさんから「今日は楽しかった」という会話が耳に入ってきたそうです。これを聞いて「僕もそんなスクールを目指します。今日勉強になりました」とシーズクラブ詣では成功だったようです。
2005年7月23日(土)
曇り

今日から週末ということでやる気モードで準備にとりかかりました。なぜかというと久しぶりに来てくださるメンバーが大勢おり大体のメンバーが以前に担当していたということもあり楽しみであります。最初に担当した平井さんもその1人で今日は新たなメンバーの峰畑さんと北野さんの初挑戦の2人を連れて来てくれました。頭の中ではたしか平井さんはこんなことをしていたよなと思っていたのですがライディングを始めだすとレクチャーをみるみる吸収しエアーやその他のトリックを飛躍的にレベルアップさせていってくれました。エアーも2ウェイキまであと少しですし、スライド系トリックもあっさりとメイクしました。その姿を見ていた2人も触発されたのかスタートを見事成功させ良い雰囲気の中でトーイングを終えることが出来ました。その後に担当した萩山さん夫婦も約1年ぶりと今年のデビューは少々遅く、旦那さんがつい先日まで広島に出張だったことが理由でありました。旦那さんからは「広島で一回滑りに行ったんだけどやっぱりシーズクラブが一番居心地が良いよ!」とお褒めの言葉を頂きました。しかし、またまた旦那さんは8月4日から2ヶ月間山梨へ出張に行かれるようでせっかくここからと思ったのがなによりも残念でした。こればっかりはしょうがないことなのですが2人もまた着てくださるといってくれましたし、みなさんの居場所をいつも作っていますので期間があきましてもまた遊びにきてくださいね!!

2005年7月24日(日)
晴れ
今日は日曜日です。先週に引き続き早朝5時よりスクールのスタートです。早朝の常連組の西原さん石井さん滝さん隅さんの4人が朝一の琵琶湖を独占しました。続いて平山君の登場です。平山君からは先週の大会初参戦の感想を聞きました。道に迷うこともなく会場に到着。あまり緊張はなかったようですが、慣れない場所で海水の初体験でしたが、違和感はあまりなかったようです。記念すべきファーストトリックはH/Sからグラブをしようとしたのですが、まくられてしまい2wakeになってしまいました。T/Sも2wakeと無難な立ち上がりですが、次のインディグラブがバカアタリしてフォール。2〜3トリックした後、練習を重ねていたH/S360で惜しくもフォール。結果は3位だったのですが、本人は自分の滑りが「出来なかった」と不完全燃焼のようです。見知らぬ人や同じクラスの人の滑りに触発されて、一気にウェイクのモチベーションが上がったと、今日はやる気満々です。そして今日はニュートリックのT/S360の猛特訓でした。そして鍛治さんが来ました。鍛治さんも大会参加組みです。大会でのライディングでH/Sツイスト、ハーフキャブ、H/Sバックロールの流れが高い評価を受けました。この流れはみっちり練習しただけにその成果が出てよかったですね。彼女の結果は準優勝。しかし、実力的には十分に優勝を勝ち取れるだけに、非常に残念です。次回は是非とも表彰台のTOPに立てることを願っています。H/Sグラブ180T/Sインディ・トゥ・フェイキー、ハーフキャブ・グラブ、バックロールと、これらのトリックがキッチリと決まれば、まず間違いないでしょう。今日は20分の間、ハーフキャブONLYの練習でした。昼からは鵜狩さん夫婦が来られました。新調したNEW BOARD・オブライエンのサイエンスが絶好調のようです。このボードの売り「シャープな走り」をキレのあるオフザウェイキで大きなスプレイが上がって超ご機嫌でした。
2005年7月25日(月)
晴れ
台風が接近中ではありますが今日の琵琶湖は嵐の前の静けさと申しましょうか穏やかに静まり返っていました。スクールに来られていた木村さんたちと台風の話をしていたのですがいつもは自分達のボートでやっているので「水曜日はボートを出す予定なんだけどどうしたら良い?」と聞かれたので「今回は関東を通過するので吹き返しの風が吹くので北の方面に午後くらいからボートはじめたらいかがですか!?」と応えました。去年いやというほど台風が直撃したのでその経験上からそうお答えしました。しかし、シーズクラブにいると自然の移り変わり(琵琶湖限定)が勉強できるので楽しいです。それでは今日のスクールはというとみなさんこの静けさを察知したのか週末を思わせるほどの人数が遊びに来てくださいました。朝一番では寺崎プロと同僚の酢谷さんのセッションから始まり、上野明さんが久しぶりにいままで一緒にウェイクをやっていたメンバーを連れてきたりとウェイクを楽しんでいました。僕はというと4人の女性メンバー市原さん、綱嶋さん、吉村さん、小林さんの初体験メンバーを担当し彼女達のデビューの手助けをしていました。4人とも見事デビューを飾ったのですが水に慣れているメンバーと苦手なメンバーとの明暗がでていました。ビギナーコースを担当しているとよく感じられることなのですが最初にボートが走りだす瞬間、ライダーには『グッ』という力が加わるのですが吉村さんと綱嶋さんはその力に対して歯をくいしばるほどの表情になっていました。それにひきかえ市原さんと小林さんは何食わぬ顔でその力を受け入れていました。どちらが良いのかというとみなさんもおわかりの通り表情に余裕のある後者の方ですね。しかし、人それぞれ水の中での対処法や引っ張られるときの恐怖心の感じ方は違うのはあたりまえで前者の2人も2セット目にはなんなく立てるようになると自然に表情が和らいでいました。これからデビューするみなさん、イメージでは『ハンドルに身をまかせる!』が基本なのでそれを頭にいれてきてくださいね。
2005年7月26日(火)
曇り時々雨
今年初の台風禍の到来です。昨年は確か7月上旬に1回目の上陸があったように記憶しています。今年の1回目は関東付近に上陸が心配されていて、ここ琵琶湖でもその影響を受けました。朝から猛烈な吹き降ろしの風が吹き荒れ、ビーチに出れば砂が舞い上がり、体に当たって痛いくらいです。湖面でも水面のさざ波が風にあおられ、ところどころで噴水のように水しぶきが上がっています。さすがにこの状況でボートを出すのは危険です。予約をもらっている人からは「どうですか?」と電話がかかってきますが、状況が変わるまでは様子を見るしかありませんね。昼過ぎになり、風はかなり収まってきました。もともと吹き降ろしの風なので、風が弱くなればショップ前はベタベタです。(台風が東に行けばいつもショップ前はベタになっています) 少し雨がパラついていますが、そんなことはお構いなしにボートのスタンバイです。田中さんと小原さんが来ていて、田中さんは今日から3日間のプチ合宿でウェイクの集中練習です。宿泊先は小原さんの家に決まっているそうです。3日間の目標を峠プロと打ち合わせながら、今日は軽く体をほぐす程度のライディングでした。そして膝の故障でウェイクから遠ざかっていた小原さんが久しぶりに水上に出ました。とは言うもののまだウェイクは禁止されていますので、最近ブームになっているニーボードをしました。約半年振りに水の上を滑る爽快感に小原さんは上機嫌でニコニコしています。早く回復してウェイクが出来るようになるといいですね。
2005年7月27日(水)
晴れ
台風が過ぎ去り今回はこの滋賀にはほとんど影響がなく『ほっ』としたのですが朝から強烈な北風が吹いてきました。『ふ』と考えてみると確か月曜日に木村さんと風のことの話をしていたよなと思い出し、僕の担当するボートは一路北へと向かうと途中で木村さんたちと遭遇しました。僕達のボートはもう少し北へ進む予定ではありましたが木村さんたちが気付いてくれ手を振ってくれていたので一旦徐行をしてそれにお答えしてゲレンデへと行きました。僕達が行き着いたゲレンデもいい感じで奥邨さん、和喰さん、川西さんの3人はバンバンと自分達が新たに挑戦するトリックを打ち合いながら切磋琢磨していました。とくに和喰さんはTS540のメイクを決める気満々であり、そのトリックを得意とする奥村さんのTS540をしっかりとイメージに焼き付けていました。そして、川西さんはTSスケアクロウ&フロントロールのメイクということでこちらは和喰さんが得意とすることなのでそれを研究するなどというお互いを高めあうには最高のメンバーが揃いました。結果からいうと初メイクはならなかったのですが試してみることによって自分になにが足りないのかということが再認識できたことがみんなにとって今日の収穫でありました。今後もみなさんがレベルアップ出来るようにチーム編成を組んだりしていきますのでこの暑いシーズンに1つでもトリックを増やしていきましょう!!
2005年9月28日(水)
晴れ
今日は火曜日からミニキャンプに来ている田中さんの練習の最終日です。火曜日は台風の突風の中での練習、水曜日はプロの面々とのセッションに加えビデオカメラで自分を含めて撮影し今日は来られるなりそのビデオで研究するところからはじまりました。峠プロもその姿を見てテレビにつないで頑張る彼女にビデオレクチャーを始めました。今日は最終日ということで集大成であり、その姿もバッチリとビデオによる記録に残していました。手ごたえというものは本人的には強烈に感じるほどではなかったのですがこの記録に残したものによりこれからにつなげるための勉強材料として一皮むけていくはずです。そのビデオの記録の最後には峠プロが閉会の言葉なんかを言ったりして締めていました。話は変わりますが今日はスクールの合間に峠プロとエアーチェアーをやりました。僕は生まれて初めて挑戦したので峠プロのやり方そして以前スクール生が言っていたことを参考にしみました。なんとか最後には少しだけではありますが滑ることは出来ましたがいきなり「ニョキー」って上にあがってから急降下する恐怖にはビックリしました。それにウェイクでは普段ビギナーのみなさんを担当していますがみなさんの気持ちが痛いほどにわかりました。それは鼻からはいってくる水の痛さ!ドライバーをしているときは「ハンドルにしがみついているとより水が入ってきますよ。」なんてアドバイスしていますがいざ自分が不慣れなものをしてみるとなかなか出来ないものです。これを期に鼻に水が入らない方法をより研究していきたいと思いますのでまたみなさんに伝授していきますね。
2005年7月29日(金)
曇り時々晴れ
今日はどんよりとした曇り空でしたが、気温は高くムンムンしています。今日は珍しく夕方から松村ファミリーが来ました。明日が土曜日だからでしょうか、平日の金曜日から松の浦入りとは張り切っています。子供達が夏休みということもあるでしょうね。そして松村家はなんと!ニーボードを調達しました。ニーボードとはウェイクの倍くらいの幅に120〜30cmの長さでデッキにウレタンパッドがついています。ソールはコンケーブが入っていてフィンはもちろん、モールドフィンもなくツルツルしています。レイルは分厚く、エッジは殆どありません。パッドの上に正面を向いて正座するような姿勢で座って滑るとういうトーイング・プレイです。正座して滑っている姿が意外に可愛く見ている方も楽しくなってきます。たまにはレジャー気分で違うトーイング・スポーツをやってみるのもいいですね。そして夕方前に真由美プロがウェイクサーフィンをしました。午前中は用事があったようですが、「暑くて暑くて早く水に入りたかった」と着いて早々に琵琶湖で泳いでいました。そうこうしているうちに真由美プロの順番が来てウェイクサーフィンを30分続けて滑りました。真由美プロはサーフィンの方もかなり上達してきて、波を幅広く使って自由に動いています。是非とも本物のサーフィンもデビューしてほしいものですね。ニーボード、ウェイクサーフィンと今日はウェイク以外のメニューが豊富な一日でした。
2005年7月30日(土)
曇り
7月も早いもので今日が最後の週末となりました。しかし、台風が過ぎ去ってからといものなにやら大気の状態が不安定で今日はもしかしたら雨でも降るのではないのかなと思わせるほどでした。しかし、天気は太陽の位置が高くなるにつれ回復していきました。今日も大勢の団体グループが集まってくださり伊藤さんグループは総勢6名となり、初心者2名を加えてボートの上は盛り上がっていました。僕は今回担当ではなかったのですがボートとボートのすれ違い様には悲鳴や伊藤さんが繰り出すインバートトリックへの歓声が聞こえるほどでした。そして、僕のボートには久しぶりとなる鮫島さんとその同僚の藤本さんを担当しました。藤本さんはボードの購入を考えておりこのトーイングでは人気ボード『バルハラ133』を試乗することとなりました。滑り出しは普段は自分達でウェイクをしているためにスクールというものが緊張を呼びガチガチとなっていました。しかし、次第に緊張感は解けていき試乗をしているボードは違和感もなく感触はOKでした。トーイングが終わるとすぐさま購入されるほどで『バルハラ133』はシーズクラブに置いてある最後の1枚となりました。世界限定150本ということと峠プロ使用シリーズということで爆発的HITしたボードもなくなってしまいました。(138は8月に若干数入荷します!!)7月初旬から開催されているオブライエン大キャンペーンも好評のため8月末まで延長となりましたし、是非この機会に『オブライエン』の優れたアイテムの数々をGETしてみてください。
2005年7月31日(日)
晴れ
今日で7月は最終日です。真夏のTOPシーズンにシーズクラブも大忙しです。土日の予約はほぼ一週間前にはキャンセル待ち状態になるほどの賑わいです。もちろん今日の日曜日も早朝からフル稼働。朝の8時にはボートビギナーコースの村上さんら3名が来られました。全くの初心者の人が8時スタートというのは珍しいです。それだけ予約が詰まってきているということですね。村上さんは朝の静かな琵琶湖とシーズクラブから見える景色を「ここはいいところですねぇ」と絶賛していました。心配されていた水温も思ったよりも高く、水も綺麗だったので陸トレが終わるなり琵琶湖に入っていました。3人とも覚えがよく1本目でスタートに成功。2本目にはスラロームをこなし自由に水面を滑っていました。昼前には林さん本村さんが初心者の人2人を連れて4人で来ました。初めての松山さんは、1度だけサーフィンの経験があるそうです。もちろんスノーボードもやっているそうで、予想通り始めからスイスイ滑っています。そして夕方になって鵜野さんがウェイクサーフィンをすると聞いて4人でボートに乗り込んで見学です。林さん以外はウェイクサーフィンを見るのは初めてなので興味深そうに見ていました。すると林さんが「僕もやっていいですか」と鵜野さんに触発されたようです。スケジュール的にはギリギリだったのですが、林さんが生涯2回目のウェイクサーフィンをしました。他の3人は鵜野さんとのギャップに「私にもできるかも?」と思ったのでしょうか、次から次へと「滑りたい」と声が起こります。結局、暗くなるまで5人でウェイクサーフィンにハマっていました。