March

3月1日(月) 曇り
今日から3月がスタート!まだまだ冬型の天候は変わらずといった感じで昨年のことを思い返してみると一番多い降雪量(1日あたり)を観測したのは3月であったため今年はそうならないことを願いたいです。でも、1日を見てみると日の出は6時くらいとなっていますしウェイクも18時までなんとかおこなえるほど日が長くなっています。スクールでは今冬季シーズで1,2を争うほどの練習量の宮崎プロが今日も30分を越えるトーイングで頑張っていました。昨年のこの時期は怪我によりなかなか練習が出来ず、姿がないためスタッフの僕達もいつもいる人がいないとなんだかおかしいといった感じでしたがこの分だと今年は順調にいってくれるような気がしてきます。プロツアーの第1戦も残すところ2ヶ月ですからそうであってもらえないと困りますもんね。話は変わりますが2004年もスタートして2ヶ月が経過してこれから気になるといえばボードやビンディングではないのでしょうか?つい先日僕も久しぶりに試乗ボードに乗りました。少し興味のあったサイドフィンタイプのものでいつもとは違った走り、ポップ感、エアーの軌道、取り回し等性能を体感することができました。ボードを決めるには試乗が1番だと再認識することができましたしみなさんもボードを選ぶ時にはシーズの試乗ボードでお試しあれ。



3月2日(火) 曇り時々晴れ
昨日、今日と3月になって寒の戻りがきましたね。この季節にしては今までが暖か過ぎたので平年並みの気温が身にしみます。今日は峠プロが開発に携わっている『Dzei-ef』(ジェイーエフ)のサンプルを見ました。春・夏のウェットスーツやライフジャケット、レディース用のボードショーツなどです。ライフジャケットはボディフィットベスト、アクションベスト、パフォーマンスベスト、フリースタイルベストと豊富なラインナップでさすがは『Dzei-ef』といった感じです。その中でもとりわけパフォーマンスベストが目を引きました。ファスナーが脇腹に斜めにデザインされて、柔らかい浮力材が使われているようで上半身の前後・左右の動きがとても軽く感じます。丈も心なしか短くなって、まさに動きの激しいウェイクボードにはピッタリの機能的なデザインです。そして、女の子には嬉しいボードショーツがかわいらしいデザインでロング&ショートと揃っていました。ウェストはシルエットを崩さないように中だけが締まる設計になって、内ポケットにコイン入れなんかもついていました。これは必見ですね。3月になって続々と新しい商品がお目見えして、ショップがだんだん変化してますよ。久しぶりの人はびっくりするかも。あっスクールのこと書かなくてごめんなさい。今日も寒さに負けずみんながんばってました。



3月3日(水) 晴れ
3月3日、今日はひな祭りですね。まだまだ、冬のような日々が続いているわけですけども梅の花のつぼみが開こうかという姿を見ると後少しの我慢だなと思います。この前にニュースで見たのですが桜の開花というのはある期間の一日一日の気温をたしていってトータル温度が550℃を超えると行なわれるみたいです。現時点では大阪で450℃ということでシーズの付近では4月中旬になるのかなという感じで、シーズで働くようになってからは花見らしい花見というのはしていないので今年はスクール生のみなさんが教えてくれた京都の円山公園まで行こうと思っています。スクール生のみなさんまたここはというスポットがありましたら教えてくださいね。さて、スクールでは大会まで残り2ヶ月ということで大会に参戦するスクール生はペースアップしていました。高安君もロールトゥブラインドを取り戻す練習を取り入れたりトリックの完成度をあげるたりと内容が2月までに比べると濃くなっていました。しかし、ウェイクって本当難しいですね。以前何度かメイクしていたトリックや形というのがふっとどこかにいったりしますもんね。でも、そういう時は練習あるのみということでそれぞれ目指すものは違いますがどんどん滑っていきましょう。



3月5日(金) 晴れ
今朝の天気予報での天気図を見るとビックリ、かなりの冬型の低気圧の前線が日本を覆い隠そうとしているではないですか!!お願いという感じで週間天気予報を見ていると明日、明後日は雪マーク勘弁してくれよと思うところなのですがこればっかりはしかたありませんね。そのため今日は強風が吹き荒れるといった1日でした。スクールのほうもゲレンデが多少落ち着いてからの開始ということで坂田プロは熱心にトランポリンを飛び続けていました。何を言っても空中感覚やイメージを作るにはトランポリンが最適ですし、シーズにはトランポリン用のボードが2種類あるのですよ。1つは普通のものなのですがもう1つは真崎プロがより軽くということでノーズとテイル部分を切り落としたものがあります。これからグラブを覚えたい方は前者、グラブにツイストやポークなど動きをつけるのを覚えたい方は後者といったかたちで使用されます。僕も今日はトランポリンで練習していたのですがちょっとしたことからある閃きが湧きました。それを繰り返すごとにこれはいけると思うので今度は水の上で実際に試してみたいと思っています。



36日(土) 曇り時々晴れ、たまに雪&ヒョウ
2月より3月のほうが寒い日が続いています。今年の最低気温が3月になってから更新された地域もあるようですね。予約の電話を受けていても「そっちの気温はどう?」と皆、寒さのことが気がかりのようです。「これから暖かくなる」と思っている時に急激に気温が下がると精神的にも辛いものがあってくじけそうになりますね。そんな中でも頑張っている人はたくさんいます。今日も石原くんは旋回の波を使った360にトライしていましたし、岡田さんは急に降り出した吹雪にも負けずにライディング。そして本日一番熱いライディングをしていたのがウェイクスケーターの江湖さんです。水面がベタ面だったので、先ずはフロント&バックサイドのスライドで身体をほぐします。次にオーリー、波の外へ出ながらのブラインド180、ショービットと次々に挑戦しています。もちろん、両サイドのエアーも欠かさずに練習です。時間が経つのも忘れてアッという間の301本勝負でした。江湖さんの滑りにも期待していますよ。



37日(日) 雪のち曇り時々

大雪です。昨晩までは雪が降る気配すらなかったのですが、一夜明けてびっくり。浜一面にパウダースノーが降り積もっています。ショップ前のデッキにも10cmくらいの積雪です。3月というのにショップ前で、今すぐにでもスノーボードが出来るような景色でした。そんな中でもウェイクボ−ダー達はシーズクラブにやって来ます!朝一に登場の山岸さんに聞くと「道路には雪がなく安全に来れた」そうです。これで少し安心しました。楽しくウェイクするはずが事故にでも遭ったら大変です。そうこうしているうちに次々と集まってきました。石川から峠プロのレッスンを受けに来た海パンまさ&波姫こと野崎夫婦はT/S2ウェイキをモノにするためにマスターコースの受講です。気象が安定するのを待ってから万全のコンディションでの練習です雪のちらつく中で頑張る二人の気合に応えて、峠プロの陸トレ&デモも熱が入ります。まさに雪などお構いなしでスクールが行われました。レッスンが終了して着替えた後も、トランポリンを使っての復習&イメトレと二人のウェイクに対する情熱で浜の雪もすっかり解けていました。



3月8日(月) 晴れ

日曜日からの雪によって白さが増した感じにはなっていますが今週からはグーンと温度が上がるし昨年も3月上旬に大雪が降って冬の幕を閉じたので今年もこれで最後ではないのでしょうか。まあ、春が来るのを誰しも待ち望むことなのですが防寒アイテムについての朗報があります。現在、峠プロがメーカーっとウェイク専用グローブを開発中なんですよ。これまで防寒のためにグローブを装着すると握力がなくなり時間いっぱいライディングができなくなったり、また素手でのライディングでは握力を損なうことはないのですが手がかじかんで集中ができなかったりと1番頭を悩ませてきた問題ではありますがそれも解消されること間違いない良いグローブができそうです。試作の改良を繰り返しているにもかかわらず現段階でも峠プロの口からも思ってもみない言葉が発しられるくらいで製品化が待ち遠しいかぎりです。商品関係でもう1つ、シーズ所属のプロライダー小林寿弥子を含め総勢20人以上の日本人女性ライダーのみのDVDがリリースされました。シーズでも予約をとっている状態で女性はもちろんのことみんなに見て欲しい作品です。このほか今年も数多くの新作ウェイクDVDがリリースされますので映像によってイメージ&テンションと高めていきましょう。今日もまたまた、スクールのことを書いてませんね。今日、一番練習していたのは坂田由美プロでした。最近ものにしたニュートリックを固めつつまた、新たな挑戦に向かって練習に励んでいました。



3月9日(火) 晴れ時々曇り
少し暖かさが戻ってきました。3月上旬の寒波の大雪と雪解け水で水温が下がった気がします。でも、「明日からは暖かくなる」という天気予報が何よりの知らせです。早くあの2月下旬頃のポカポカ陽気を越える日が来てほしいですね。今日の松の浦はプロライダーが大集合していました。まゆまゆプロ、寺崎プロはいつも通りに朝一からです。由莉絵プロ、保田プロもいつも通り夕方前からです。みんなそれぞれ生活のリズムに練習を組み込んでいるので「いつも通り」のスケジュールになるのでしょう。まさにウェイクボードが生活の一部になっているってことですね。プロこそ練習の日々が大切です。高いレベルからさらに向上させるには今まで以上の努力が必要になります。シーズに集まる一般の人はこんなプロ達の練習風景を間近で観ながら知らず知らずのうちに自分のレベルが引き上げられています。さぁ、皆もプロ達に負けないくらい頑張ろう!そして大いに楽しもう!



3月10日(水) 晴れ
今日は春の陽気に包まれて良い感じ!!このところの寒さを吹っ飛ばしてくれましたね。みんなもこの陽気を喜んでいましたし来る5月3,4,5日の大会に向け練習に没頭していました。今日集まったスクール生はみんな大会を目指すメンバーでありましたし時間帯も近かったためそれぞれのライディングを見学しながら自分に足りないものやイメージを高めるなど精力的に動きを見せていました。特に和喰さんは山岸さんのTS360、菅生君のHSオフ360さらには保田プロのTS,HSのオフスピンを食い入るようにみていました。和喰さん自身スピン系のトリックを現在最大の目標に掲げて練習しているのですが試行錯誤の連続で自分に一番近い形を見ることにより探しているようでした。見るということについて和喰さんが話ししてくれたのですがTSスケアクロウをメイクするまでの間というのは峠プロにトリックを嫌というほど見せてもらいイメージをつけて行なってみるとすぐにメイクすることができたようです。それに今日は保田プロにスピントリックを見せてもらったわけですけども昔は保田プロがタントラムをマスターしたいということで和喰さんが目の前で何十発と打ってあげていたようです。インバートトリック、スピントリックとトリックが高度になればなるほどイメージというのは大切になってきます。早くマスターするための近道でもあり怪我を防止するためでもありますし映像というものを活用していきましょう



311日(木) 晴れ時々曇り

先週までなら木曜日は定休日だったのですが、みんなのやる気に応えて営業しました。本日、シーズクラブに初登場の山下さん。山下さんは一昨年のシーズクラブの初メイクキングです。そして、昨年のキング・オブ・シーズクラブの山岸さんと同じ年齢でもあり、二人は良きライバルです。口癖は「おっさんでも、こんなに頑張ってるんやで」とベテランズクラスの年齢を感じさせない頑張りです。一本目は新しいボード・リキッドフォースのフュージョン134を初トライ。しかもフィンレスで挑戦です。さすがにフィンレスではズルズルしてやりづらかったみたいで、ショップのフィンを貸してあげて2本目に再挑戦です。2本目は山下さんは久しぶりにもかかわらず、H/SバックロールT/Sスケアクロウ、H/Sタントラム、T/Sフロントロール、H/Sグラブ180、T/Sバックロールと続け様に決めて、フィン効果もバッチリで調子が良さそうでした。これから暖かくなるので、5月の大会に向けてかなり気合を入れて練習していくそうです。そして目標はもちろん、ベテランズクラス優勝です。



3月12日(金) 曇り
今日はシーズの元スタッフの浜元さんが遊びに来てくれました。この名前を聞いて懐かしいと思われる方も大勢いると思います。トーイングの方ではその時間帯にこられていた鵜野さんと一緒になり、はじめて見るすべりに対してお互いに「おぉ〜」という声を連発していました。特に鵜野さんのレギュラースタンスでもスイッチスタンスでも関係なしというライディングがかなり新鮮だったようで浜本さんも最後にはスイッチスタンスTS360に挑戦していました。しかし、何よりも浜本さんは昨年の9月くらいから水に入ることがあまりなかったようなので琵琶湖の冷たさとトーイングの疲れでとても息をきらしていました。水にはいれなかったのも待望のお子さんが奥さんのお腹にできたことで予定では5月上旬に生まれるようです。午後からはお腹を大きくした奥さんもシーズに顔を出してくれ久しぶりに会った寿弥子プロや宮崎プロと話しに花を咲かせていました。浜元さんもこれから自分のショップが忙しくシーズに来られる機会は稀になると思われるので浜元さんを知る皆さんお祝いの言葉を御一報してあげてみてはいかがですか!?シーズからもダイアリーからではありますがお2人とも「おめでとうございます。」今日はこんなかたちでダイアリーをしめさせて頂きます。



313日(土) 晴れ時々曇り

この34日はポカポカ陽気です。この間の日曜日が嘘のようですね。今日、来ている皆も一様に「あったかいなぁ」と喜んでいます。そしてジャグジーを使っている人はいませんでした。今日は夕方から11日(木)の日記に書いていた山下さんと山岸さんのライバルセッションです。山岸さんが初めの一本を25分で行くと言うと「ほな、俺も」と山下さんも25分です。山下さんからのライディングで、木曜日から新しくしたボードに馴染めないのか・・・いや、木曜日は調子がよかったハズと、悶々としながら1R目は終了してしまいました。この時は特にT/Sでボードの走りが悪く、インストラクターから色々なアドバイスが出ていましたが、気持ちがはやり空回りです。この山下さんのライディングを受けて登場の山岸さん。おっと、ウィルスが感染したのか山岸さんもT/Sがうまくいきません。同じように、踏み切りが早かったり、エッジの掛けだしのタイミングが悪かったり、後ろ乗りになったりetcお得意のスケアクロウもこれでは決まりません。相当カリカリきているのが船からも分かります。結局、山下さんは25+20+15分で合計1時間。山岸さんは25+20分で45分のライディングを終え、二人で反省会と称して夜の街に消えていきました。



3月14日(日) 晴れ

今日も春らしい天気に恵まれ、シーズの駐車場はいっぱいにまでなっていました。暖かくなってきたことでお久しぶりというメンバーの顔をかなり見かけました。僕が担当したなかでは築田さんが友達の里さんと堀さんの2人を連れて来られさっそく今シーズン初の琵琶湖へと行きたいところだったのですが、この冬で体型が変わってしまいセミドライを新調することから始まりました。しかし、ライディングではまるで密かに練習していたかのような滑りで今回2回目となる友達の2人も「凄い」の連発でした。その良いイメージで2人もこれまでの最長ライディングが出来たしウェイキを軽々越えていけることが出来ご満悦の様子でした。そして、良いイメージを貰うことが出来るといえばマスタープロコース。これにこれまた久しぶりの山口さんと吉原さんが受講されデモライディングの見学。何度も見ているはずなのにやっぱり生の峠プロのライディングを見ると唖然とした表情を浮かべていました。僕はドライバーとしてよくライディングを見ているのですがスクール生にとってデモライディングでというのは貴重なもので反応の仕方を見ていると面白いですね。言葉を失う方から声を叫ぶくらい張り出して見ている方と様々ですがまだ見たことのない皆さんはどうですかね?ウェイクレベルを上げるにはやはり良いイメージのライディングを見るということなので行き詰まりを感じることがあったらマスタープロコースを是非受講してみてください。



315日(月) 晴れ

今日も暖かいです。そしてこの暖かさに連れられて今年の初登場が3人も来ました。清水君と馬川さんです。二人はともにウェイクボード暦が長く、シーズクラブで初めてウェイクボードを体験してから、かれこれ78年くらいになっていると思います。キャリアが長いので、冬の過ごし方も色々なパターンを経験しておられます。シーズクラブ主催の海外キャンプへ参加したり、自分で探し当てた海外スポットの探検、もちろん冬の琵琶湖も体験済です。そして、今年は二人揃って仕事やプライベートの関係で止むに止まれずオフを過ごしていたようです。また、もう一人の初登場はニューフェイスの新田さんです。2年前の夏にビギナーコースを1度受講したきりだったのですが、今年は一念発起して、今から上達を目指す気合の入れようです。人生2度目のウェイクの前にショップでスタッフの説明を受けながら入念にマイボード&ブーツを選んでいます。ブーツなどは6足も試着する徹底ぶりです。そして選んだのがハイパーライトのERA135ERAブーツです。エリック・ラックモデルでバッチリ決めてライディング。今後が楽しみな新田さん。しっかり応援していきます。



3月16日(火) 晴れ
このところ春らしい天気が続き嬉しい限りですね。こんな天気だと着ているセミドライスーツの中がムレそうでいっそロンスプにでも変えてしまおうかと思うところなのですが水の中に入ると現実に戻ります。朝のスクールでは今年からベテランズとなる山下さんと山岸さんが一緒にこられ峠プロのもと互いを刺激しあいながら練習にあけくれていまいした。山下さんは日曜日にTSインディーtoフェイキーを決めグラブやスタイルなど最近興味を深め、峠プロのライディングを拝見している時は言葉では「これまた、別格やな〜。」と発してはいましたが目はライディングに釘付け状態で全てを盗んでやろうという真剣そのものでした。この、2人もさることながら午後から来られた小端さんはTS540を初メイク。滑り始めてからゲレンデ状態が悪くなっていったにもかかわらず、ラストの1発で見事きめボートに乗っていた高安君、奥邨さんそして僕の3人は無我夢中でガッツポーズをしていました。こんなことを見せられてしまうと年齢的なものって関係ないですよね。みなさんもこの熱きベテランズに負けないよう頑張っていきましょう。



317日(水) 晴れ

今日はいつもに増して暖かいです。ビーチにいる時は短パンで充分なくらいの陽気です。そして、嬉しいことに最近は雲を見かけていない気がします。スタッフは早くも顔が日焼けしてきました。この陽気にウェイクボーダーがジッとしているわけがないのか、今日は平日にもかかわらず10人以上が松の浦に訪れてくれました。もちろん、ボート2台がフル稼働です。忙しい合間を縫って大阪から三久保さんが来てくれました。予約は1時半スタートの2時半終了です。予約人数と照らし合わせるとチョッときついスケジュールですが、そこは何とかするのがシーズクラブ。しかし、難問発生。三久保さんがお連れさんと二人になると言うのです。しかも終了時刻は変更なし。「15分が4本で60分。交代の時間などを考えると・・・」と説明して何とか3時終了のスケジューリング。一緒にきたのは大坪君でした。大坪君は7年くらい前にシーズクラブでWBを覚えて、結構頑張っていました。そして、今は大阪のショップさんでアルバイトでトーイングドライバーをしています。元気そうでなによりです。その元気があまってか、着替えてくるとなんと!ロングスリーブスプリングです。膝から下が素足でした。「今日が暖かいと言ってもそれはやりすぎやろう」とボート待機用に防寒ウェアを貸してあげましたが、結構、平気そうでした。さぁ、春本番まであと少し。


3月18日(木) 雨のち曇り

朝から春の嵐です。暴風に大雨で琵琶湖のご機嫌はかなり悪いようでした。北西の風でショップ前のインサイドは恐ろしいくらいにベタ面ですが、ライディング中に大粒の雨が顔に当ると痛くて滑りどころではありません。よって、朝一で予約の山下さんも天候待ちで待機。11時過ぎには雨も上がり、風も弱まってきました。そして相変わらずのベタ面です。最近特に頑張っている成果をみようと峠プロ直々の指導のもと、待ってましたとばかりに山下さんがトップで出陣。しかし・・・張り切り過ぎたのか空回りしてしまったようです。それでも40分1本勝負はお見事です。また、今日はハンドル&ラインが大量入荷してきました。ハードラインとネビンですが昨年より細かな部分にもしっかりとした加工がうかがえます。去年、大人気だったライン・SHOELACEも確保していますよ。去年に買えなかった人は素早くGETしよう!今ならたくさんの種類のハンドルやラインが選り取りみどりです。春に向けて気分一新で頑張ろう!



3月19日(金) 晴れ
シーズを囲む山々の白さがなくなってきているのが最近凄く嬉しく感じます。まだこちらのほうでは桜が咲く気配はないのですが皆さんのところではどうですか?ニュースやインターネットで見ていると4月には咲くという情報が流れていてスクール生の皆さんも花見をすることを待ちわびているようです。シーズの通り道にも桜並木があるので本当楽しみですね。さて、スクールでは月曜日に「あけましておめでとう。」と今年は遅い挨拶であった馬川さんがペースアップということで今日も練習にきてくれました。話を聞いている通り体のほうも随分ボリュームアップされたようで着ているセミドライスーツがちょっぴりきつそうにさせていました。ライディングにはいっても「まだ8分ですよ。」と声をかけていると「もう、ラストじゃなかったの!?」というくらいでもあり自分自身に反省をしていました。本当、冬って色々体に溜め込んでしまうから怖いですよね。僕達スタッフも夏はあんなに痩せていたのに今では久しぶりに会うスクール生に「もしかして、ふとった?」などといわれる始末です。さあ、シェイプアップの為にも滑って遊んでいきましょう。前にも書いたとおもうのですが理想的なハンドルの引き方、エッジのかけ方をしていると腹筋にかなり負荷がかかりますからかなり絞られますよ。ウェイクで夏までに仮面ライダーみたいな腹筋を目指してシェイプアップしていきましょう



320日(土) 春分の日 曇り時々晴れ
遂に来ました春分の日。この日あたりを境に夜の時間より昼の時間のほうが長くなります。今日は夕方6時過ぎまでウェイクができる明るさでした。一番、日の長い夏至の頃は7時半過ぎまでウェイクが出来ます。TOPシーズンの到来がジワリジワリと迫ってくるのが感じられますね。この時期に頑張っている皆さんは、その頃にはどれだけ上達しているのか? また、新しい仲間がどれだけ増えるのか? と楽しみな今日この頃です。そして今日は祝日のせいか、いつもの土曜日とは違い、日曜組の人たちも揃って、松の浦は大賑わいです。中には、遠く富山から来てくれた今井さんもいます。今井さんはシーズクラブ初訪問で少し緊張気味でしたが、一緒にきた2匹のチワワとともに「琵琶湖は暖かい」とノビノビとウェイクをしています。峠プロの指導のもと、既に出来ている2wakeを基礎から復習して次へのステップアップにつなげています。今井さんは「これから目指していくグラブやスピン、インバートを自己流で練習する前に峠プロに見てもらえたのは今後につなげていく意味でもよかった」と喜んでおられました。



3月21日(日) 曇り
連休の最終日とはいっても、いつも来ているスクール生の皆さんは連休とも気付いていない人も多くいつもは僕達スタッフの方が曜日感覚を忘れてしまっているというのに何かヘンな気持ちでスタートしました。暖かくなってくるにつれ行楽なども絶好となりそういう時は家から出たくなりますね。昨日に引き続き今日もボート3艇が休むことなく琵琶湖を走り回っている状態でなによりです。今年から初メイクリストも5つのカテゴリーに分けたということでこの1週間は初メイクのラッシュでした。今日も平山君が旋回のローラーを使ってBSバニーホップ180をメイク。いつも一緒にきている友達でもありライバルでもある夏山君もまけじとローラーでFS360を挑戦して惜しくもメイクできずと涙をのんでいました。今回2人が挑戦そしてメイクしたトリックはStep1に記述されるもので先日またもトリックをメイクした富永さんが3連チャンとこの勢いはどこまで続くのだろうとみんなで盛り上がっていたのですが今日平山君が見事??阻止しました。その他のStepでも大分空白が埋まってきていますし、色々なトリックを行なって名前を刻んでいきましょう。そうすれば昨年の忘年会と同様に1年が終了した時に豪華商品がゲットできるかもしれませんよ。トリックは出来ることにこしたことはありません、自分の幅を持たせる為に挑戦してみてください。



322日(月) 雨
今日は一日中雨が降っていました。昨日までとは打って変わって気温も低く、琵琶湖バレイにはうっすらと雪が積もっています。そんな寒い中に、なんと!先週がウェイクボード生涯2度目だった新田さんが来られました。新田さんはスキューバやジェットなど他のマリンスポーツの経験もあるようですが、それにしても、これだけ急激に気温が下がりしかも雨とくればコアなウェイクボーダーでも気分が萎えても不思議ではありません。ならば、その新田さんの気合に応えてこそシーズクラブです。雨が少し小降りになったのを見計らっていざ、出陣です。雨は降っていますが、ショップ前はベタベタ。基本姿勢や体重移動によるターン、ハンドルやロープテンションのコントロールなど、3回目にしては充分過ぎるほどの出来です。ライディング終了後、特別にインストラクターによるデモライディングを披露。スムーズなスラロームを生で見ることでイメージトレーニングをレベルアップ。そして陸トレで弱点の克服や今後の課題を再確認。まさに、やる気に応えるスペシャルコースで、2本目へ突入。後半はチョッとバテ気味でしたがライディングのレベルアップが自覚できて満足そうでした。



323日(火) 晴れ
ほんのり暖かい穏やかな一日でした。午前中は南西の風で移動しましたが、そこはベタベタのパラダイス。腰痛から復帰の寺崎プロもご機嫌でした。寺崎プロは仕事での姿勢かウェイクかよくわからないそうですが、3週間ほど前からひどい腰痛に悩まされていました。今日のウェイクに備えて、朝6時半に起きて軽いリハビリ?のため腰のストレッチをしていたそうです。さすが、身体をいたわり準備万端ですね。さすがに今日はエアーを遠慮してボードコントロールに重点を置いた練習をしていましたが、でも、まだ痛みがあるのにウェイクしていいにでしょうか? お大事に。そして昼からは先週にT/S540を初メイクした小端さんが登場しました。ショップ前がヤバイくらいベタになっています。今日からH/S540の練習ということで峠プロのデモを見たあと、ガンガンと攻めています。オーバー・ザ・40のパワーは凄い!そして夕方からは保田プロがベタ面に気をよくして、なんと!1時間15分の練習です。やっさん、やりすぎやで。



3月24日(水) 曇り
3月も残すところ残り1週間となり、厳しかった冬の寒さともおさらばといった感じにもなってきましたね。冬眠中だった!?スクール生のみんなもウェイクへの気持ちも高ぶり琵琶湖へと舞い戻ってきてくれていますし、新たなメンバーのみなさんの頑張りがとても嬉しく感じます。今日のスクールでは山岸先生が現在の自分のライディングを打開するために秘策をひっさげてきました。それは現在のボード以前のボードですべることで悪い癖の修正を図るということでありましたが何故かライディングが不安定となり秘策は失敗となってしまいました。この状況を峠プロも含め3人で話していると現ボードと旧ボードの特性の違いそして乗り方の変化などでヒートアップしてしまいました。先生自身の極論からいうと自分のイメージと練習不足ということとなり、さっそくではありますがコミュニケーションルームのイメージビデオでお勉強をしていました。その後、日暮れ前ではありますが保田プロも駆けつけトーイングとなりましたがなにやらお疲れ気味の様子で開始。理由を聞いてみると昨日1時間以上練習したみたいでその影響が・・・ということでいつもとは違った様子ではありましたがNEWトリックをガンガン打ちまくっていました。さあ、みなさんトップシーズンに向け2人に負けず練習練習とまいりましょう。


325日(木) 曇り時々晴れ
木曜日なのですが、今日も皆さんのやる気に応えて営業しています。今日は、ハイパーライトのボードがたくさん入荷しました。4月を目前に控え、新しいボードが続々と入荷しています。現在、在庫は100本くらいでしょうか。ここで、ボード選びのコツについて触れてみます。誰もが自分にピッタリのボードを探していると思いますが、果たして皆さんの乗っているボードはどうでしょうか?自分にあってますか?まずは、ボードを選ぶにあたって、以下のポイントに注意して選んでみましょう。
A;レベルや経験年数(ウェイクに対するやる気度、使いまわしor個人使用など)
B;購入目的(弱点の克服、長所の磨き上げ、とりあえずマイボードなど)
C;目指しているスタイル(2wake、グラブ、スピン、インバートなど目標に応じて選択)
D;買い替えor初めての購入
E;トーイングギアやゲレンデ環境(JET、船外機、専用艇、コンディションなど)
F;好み(好きなブランドや柄、予算など、ボードの機能面以外のポイント)
これらがハッキリしていれば、シーズクラブでは適切なアドバイスができます。アレコレ悩む前に、一度自分の状況を整理してみましょう。


3月26日(金) 晴れ
学生のみなさんは春休み真只中だったんですね。学生生活を終えて幾年もの歳月が過ぎ去ったのでそんなことをすっかりと忘れていました。お隣さんの松の浦遊泳場では学生や家族の方たちがバーべキューなどで盛り上がっていているのを見かけ、トーイングをしているとボートやライダーを凝視したりこちらにアクションをおこしてくれていたりしてくれています。そんな中、盛り上がりすぎて琵琶湖に突入をする人たちもいて水のキケンを知っている僕達はその姿を見ているとヒヤヒヤさせられてしまいますが、若いという証拠なのか・・お酒の影響というのか・・自分にも覚えのあることなのでなんともいえない気分でありますがビーチにも活気が舞い戻ってきたのが春の到来という証なので嬉しく感じます。今日の僕はスクールを真崎プロに任せ新しく入荷されてきた『SPLIT』の商品陳列に没頭していました。横ノリ系に絶大な人気を集めるこのブランドのアイテム数は今年も160以上を誇り、今回は第1便ということで30アイテムが届きました。去年は少数であった女性用アイテムや男性用のビッグサイズが今年は豊富に取り揃えています。僕自身、商品を陳列しながら欲しいアイテムの目星をつけているありさまでモノによったら極わずかというものもありますのでゲットは早めにしとかないとなくなった後では後悔しますよ。来店が難しい方はSPLITHPを参照に連絡下さいね。それでは、もう一仕事と・・・


327日(土) 晴れ
初春らしい、いいお天気でした。もぅお花見に出かけてる気の早い人もいるそうですね。この暖かさで土曜日とくればさすがに大勢の人がウェイクに訪れました。そして、今シーズン初滑りは吉田さん。大阪から電車を乗り継いではるばるやって来ました。初滑りにしてフリートーイング2セット(4本)の予約です。かなりの気合がうかがえます。馬川さん、新田さんと3人で出発。気合に応えて一番に滑り出しです。しかし、手足の冷たさのため途中リタイア。う〜ん残念です。吉田さんは去年のシーズン終了は12月の雪混じりの頃まで頑張っていました。本人曰く「その頃の方が寒かったのに、やっぱり、滑ってないとダメですわ」とブランクを悔やんでいました。普通の人なら今の時期に水に入るのことはないので、仕方ないでしょう。今後に期待です。土曜日ですので、江湖さんと和ちゃんも滑りに来ています。江湖さんはウェイクスケート暦が長く、いつも黙々と自分のスタイルを追求している「さすらい」のウェイクスケーターです。なんと!5月の大会にウェイクスケート部門が出来ました。この情報をいち早くスケーターの江湖さんに知らせました。それからというもの江湖さんの練習にはかなり気合が入っています。今日も大会を意識して、積極的にトリックに挑戦していました。江湖さん頑張って下さいね。


3月28日(日) 晴れ
3月ラストの日曜日、天気にも恵まれ日中は汗ばむほど今までボートの運転中はコートやウィンドブレーカーを羽織っていたのに今日はTシャツデビュー!!でも、水の中に入るスクール生にはこの姿にひき気味ではありましたがとにかく暖かかった〜。そして、久しぶりにこられたキャンピングカーで来られる松村さんのお子さん4人は昨年の秋に新調したセミドライスーツで琵琶湖を「キャー、キャー」と叫びながら泳いでいてさすがに僕もこの光景には驚きました。スクールの方もボートは3艇フル回転で午前中は築田さんがマスタープロコースを受講しそのデモライディングでは築田さんのみならずこれから滑るスクール生のために峠プロは愛艇のグラビティーにシートいっぱいに乗せ今日も鳥のように飛び回っていました。そうしているうちにスクール生の人数もあれよあれよという感じで溢れるくらいになり僕は旅立つこととなりました。そこもシーズの前と並ぶ絶好のロケーションであり久ぶりのセッションとなる菅生君、北山君、佐田さんもご機嫌の様子でした。そして、ライディングにおいても菅生君のタントラムtoフェイキーがビタ着で決まりボートの上はテンションが上がりっぱなしで帰る際にはみんなに「今日は一段と楽しめたわー。ありがとう。」と言われドライバー冥利に尽きる1日でした。土日の感じはみなさん知っての通りかと思いますがまだ来られていないみなさん、希望の開始時間から始めたい場合は予約を1週間以上前がベストですよ。そして、当日どうしても滑りたいと思うが予約をしていないからという場合でもまずTELしてください。今日も4組のスクール生がすべることができまし、これからより一層僕達ドライバーもアクセル握りっぱなしで多くのみなさんに滑ってもらえるよう頑張っていきますから。


3月29日(月) 晴れ
昨日に引き続き陽気がポッカポッカ。ということで今日の練習のウェットスーツはロンスプ(セミドライスーツの膝下を切ったもの)で滑ることに決定しました。やっぱり動きやすさと脱着はサイコーですが時間が経過してくると筋肉が硬直してきてフォールの際にはピシッと音とたてて衝撃が伝わってきたのが少々辛かったのが感想です。これから、どんどん水温&気温共に上がってくると思いますしロンスプでやろうと思われる方は天候をまず1番に優先してくださいね。そうして、練習を終えショップに帰ってくると初めて見る方がテラスに座られ峠プロと話していたのですがどこかで見たことがあるという感じで考えていたら昔BJPに載っていた峠プロの髪をきっている美容師さんということを思い出しました。今日はウェイク初体験するということで僕は陸トレを担当させてもらっていたのですがそこからかなりの緊張具合、ボートに乗り込む間も緊張感が伝わってうるぐらいだったのですが峠プロドライバーのもとその心配とは裏腹にほんの数回でスタートを成功させました。帰ってきたときは安堵の顔と疲労の顔を両方覗かせるといった感じで、休憩をはさみ2本目に行く姿は1本目とは比べものにならないくらい凛々しい出で立ちになっていました。ウェイクの立つというのは本当に人を変えてしまうというのを久しぶりに思い出しましたし、今年も何人のそういった姿を見ていくのかが楽しみになってきました。今年初挑戦をするみなさん宜しくお願いします。


月30日(火) 曇りのち雨
朝からどんよりとしたお天気ですが、目の前はベタベタの鏡です。モヤがかかって視界が悪くなっています。まさに無風の琵琶湖ですね。天気予報でも午後から雨との報せですので松の浦に来る人は少ないかなと思いきや、電話がたくさん鳴って「今からいけますか?」の連発です。雨でもどうせ琵琶湖に入って濡れるし一緒。という心理ですね。朝一の寺崎プロ・斉藤プロが一息ついた後、ボートをおろしてウェイトチェックをしました。水温も高くなり、大会も迫ってきています。人によってはあと10回も来られない人もいるので1回1回が大切になってきます。もちろん大会に出場しない人もたくさんいますが、そういう人達にとってもボートのウェイキは大切です。忙しくなる前にエンジンやその他のチェックもすませ、皆さんに楽しく過ごしてもらえるように日々努力の積み重ねですね。


3月31日(水) 晴れ
昨日の雨で琵琶湖の水位が上昇しています。でも桟橋が沖へでたおかげでショップ前の浜は広くなっています。桟橋ひとつでこうも違うのかと驚いています。そして3月ラストの今日。平日といえども松の浦は大賑わいです。朝からボート2台態勢でフル回転。一日中、吹き降ろしの風が吹いていたので水面はバッチリ。顔馴染みの常連さんがたくさん集まっています。しかも全員が大会経験者。当然、ボートでもビーチでも自分のトリックやスタイル、そして5月の大会などの話題に花が咲きます。みんな本当に楽しそうでした。そんな中で今日の主役はなんと言っても由莉江プロ。数ヶ月にも及びあたため、トライし続けていたH/Sオフアクシス360を遂に決めました!すぅ〜っとアウトに出てスムーズなカットから流れるようなソフトなエッジング。力みの無い踏み切りで、その瞬間、ボートに乗っている高安君、菅生君、奥邨さんのだれもが「決まった!」と確信する見事な出来でした。ランディングもバッド・チェックなしで軽く着水しました。ボートからは「うぉ〜」由莉江プロも思わず「やった〜!」と大盛り上がりです。本人は「今まで決まったインバートよりも一番嬉しい」と言ってました。おめでとう。