July



7月1日(木) 晴れ時々曇り
今日から7月です。いよいよ夏本番ですね。今日は湿度も低く過ごしやすいお天気でした。そんな中、カメラ雑誌「パ写」の取材&撮影が行われました。関西のアクティブ・リゾート施設の元気のいい風景を撮るそうです。全員での集合写真や個人写真、ショップから臨む琵琶湖の風景やウェイクサーフィン、勿論ウェイクボードなど色々なカットをカメラに収めていました。今日、シーズクラブに来た人たちは全員がこの雑誌に載るそうです。そして、なんと!集合写真が雑誌の表紙を飾るらしいとの噂も! 今日、来た人たちはラッキーですね。そんなラッキーな日に久々の登場で清水君が当たりました。ライディングの方もなかなかご機嫌で本人曰く「こんなT/Sエアーは何年ぶりやろう」と言うような、見事なエアーを飛んでいました。その他にも、フロント・フリップwithスラブ・グラブや両サイドのロール・トゥ・リバートなど清水君にしては珍しく、インバート・トリックをたくさんしていました。

7月2日(金) 晴れ時々曇り
今日は、はんちゃんこと富永さんが、またまたペンキを塗りに来てくれました。前回の続きみたいで更衣室&シャワー室前のシャッターをさらに重ね塗り&吹きつけ。そして半分をベンツ色に仕上げてくれました。シャッター枠やフレームなども色を使い分けてアクセントをつけて綺麗になっています。そしてなんと、コンテナルームの扉が真っ赤に染まりました。フレームは黒色で、はんちゃん曰く『グラビティ・カラー』だそうです。琵琶湖から眺める施設が見違えるようになりました。はんちゃん、ありがとうございます。これからは益々、施設を綺麗にして皆さんの居心地を少しでもよく出来るように心がけますね。スクールの方は本日シーズクラブ初体験の真駈さんが来てくれました。真駈さんは滋賀県民だそうで割と近くに住んでおられます。普段は友達らと一緒に個人艇でしているそうですが、ちょうど仕事の休みがとれたようで、当日予約で来られました。ボードコントロールはいいものを持っておられて、なかなかダイナミックな2wakeを飛んでいました。が、やはり仲間内だけでしているせいか我流独特のクセがあるようで、そこを直せばグッと上達すること間違いなしでした。定期的にインストラクターのレベルチェックを受けたり、知らない人の滑りを見たりすることが大切ですね。

7月3日(土) 晴れ
7月最初の週末ともありいつも以上のスクール生が集まりシーズのビーチは埋め尽くされていきました。久しぶりという顔も沢山あり僕たちも嬉しい限りであります。昨年はこの時期ほとんど僕はジェットの上で過ごしていたのですが今年はボートがメインであり話したことはあるけどもライディングは知らない方が大勢います。まずウェイク始めての吉田さんと一緒にこられた畑中さんは「今年はやりますよ。」との1声からはじまり目標はジャンプということでまずは基本姿勢やスラロームに頑張っていました。そして吉田さんも1セット目に滑ることができ2人とも2セット目もやるぞというオーラを体中から出していました。結局2セット目は僕が担当することはできませんでしたが2人はビーチから他のスクール生の滑りをみるなど熱心に勉強している姿が印象的でした。その後、僕は林さん、藤井さんを初担当しました。2人も昨年何度か見かけはしていたのですがボートでは初顔合わせとなりまずは観察。2人とも腕の力が後半には、なくなってバテてしまうというウェイクの最初にぶちあたる永遠のテーマをまず克服することが目標で僕のレクチャーにも次第に熱が入っていきました。その熱意が伝わってか林さんは昨年から悩んでいたマイギアを今回購入して更なる飛躍を今年は頑張ると意志を固めていました。今日は今年はやるぞというみなさんを多く担当することができ自分自身もやらなければと思い返される1日でした。

 7月4日(日) 曇り時々晴れ
またまた週末に台風接近です。今回は朝鮮半島のほうへ抜けていくようですので、大きな影響はないようですね。しかし、せっかくの週末に天気がイマイチなのは残念ですね。今年はGW以降で週末が天気に恵まれたのは1度しかないと思います。これからの夏本番に期待ですね。天気予報がイマイチと言っても今日は日曜日。朝の6時過ぎからボートは走っています。25人も記入出来る受付表に2枚にも渡って色々な名前が記入されています。初めてウェイクボードをする人やいつも見る名前。中には平日にしか見ない名前もありました。その人の名は寺崎プロ。今日は山科マリナーズのメンバーとビーチでBBQ大会のようです。メンバー6名に加わって朝の9時から松の浦に集合。セッション・ライディングを終えたあとは、お待ちかねのBBQです。途中から本日、練習に来ていた鍛治さんや北山さん、水本プロなどが合流して、夜の8時頃まで大いに盛り上がり、延々と続いていました。皆本当に楽しそうで、ウェイクの話題はもちろん全く関係のない話でも盛り上がり交流を深めていました。夏を感じさせる光景でうらやましいですね。


7月5日(月) 曇り時々雨
台風7号が朝鮮半島に進んでいたのにまさかのUターンにより今日はその影響がでてしまいました。今日スクールの予約をしていた浦中さんたちは2週間前の月曜日も台風によりキャンセルということになり今日に変更したのですがこんな結果になったことで少々沈んでいました。しかし、今回はボートを出すことができ別のゲレンデに移動。経験者の浦中さん、西木さんの2人を含め初めての宏輝くん、伊藤さん、成本さんの5人でのトーイングがスタート。トーイングが進んでいくとなにやら初心者3人が競い合っているようになっていました。最初にスタートを成功させたのは伊藤さんだったのですが2セット目にもなると1セット目は寒そうにしていた小学生の宏輝君がウェットスーツを着用することによって見違えるほどの成長振りを見せました。それに加え年上ではありますが2人の女の子には負けたくないという意思がそうさせたのでしょうね。宏輝君は2本終えてからでももう1本やりたいとウェイクの楽しさにとりこになっていましたがそれ以上に嬉しそうだったのがお母さんだったのではと思います。始める前には「この子は怖がりだから、鍛えなおしてください。」といっていましたが息子の成長振りには驚かされたのでしょうね。今年も年齢問わずウェイクボードをみなさんに虜にさせるため頑張っていきますのでどんなかたでも挑戦をお待ちしております。

7月6日(火) 晴れ
台風の影響も過ぎ去り今日は晴天となりました。最近よくスクール生に「背中、日本人じゃない色しているよ。」と言われるのですが、この前峠プロがボートにのって運転している姿を見て日本人の色してないじゃんと思っていたのですが自分も人から見ると変わりがないようだったんですね。スクールの方は毎年福井から女性2人で来てくれる藤田さんと稲葉さんの2人が初デビュー。今シーズンは例年よりもやり始めるのが遅くやや焦りを感じているようでしたが今日の滑りは2人ともいい感じでした。2セット目にはビギナーコースを受講されスタートをすでに成功させた小野さん、糟谷さんの2人も一緒にボートに乗り4人でのトーイングを始めることとなりました。小野さん、糟谷さんはボートに乗るのもはじめてでもあり2人の滑りをみながらウェイクを一緒になって楽しんでいました。藤田さん、稲葉さんが滑りを見ることにより2人の滑りもどんどん上手くなっていき本当に良い笑顔をしていました。みんなウェイクによる疲れは感じていないようでしたが日焼けには少々参っている様子でしたし、日焼けは最初はいいのですが時間が経つにつれ日焼けの症状はでてくるのでみなさん日焼けには更に気をつけてくださいね。

7月7日(水) 晴れ時々曇り
何年ぶりかに七夕の日に雨が降らなかったように思います。そして今日は先日結婚式を終えたばかりでの和喰さんが新婚カップルで滑りに来てくれました。和喰さんは膝を痛めているので激しいライディングはまだ出来ませんが、基本的なボードコントロールの練習やアプローチの練習などブランクを作らないことを心掛けて滑っていました。そして課題のスピンも2wakeではリスクがあるので、1wakeで練習されていました。いつもの2wakeではどうしてもロープテンションに負けてしまってハンドルパスがうまくいかないことが多いのですが、1wakeならアプローチや踏み切りに気を遣うことなく、前に飛べたりハンドルを引き込んだりできるので、なかなかいい感じでまとまっていました。そうこうしているうちにあっさりとT/S3601wake)をメイク。踏み切りの感覚やローテーションを始める感覚のコツを掴んだようで、そこから5連発メイクでした。リハビリ・ライディングで思わぬ拾い物ができたと和喰さんは大喜び。これも新婚パワーですかね。

7月8日(木) 晴れ
猛暑が続き暑さが身にしみますね。ニュースで言っていましたが先日新潟の方では38℃を越える気温だったみたいです。まさに体温を超える温度になると水を浴びたくなってってきますね。今日はアパレルメーカーのSPLITの遠藤さんがウェイクサーフィンを初体験することとなりました。遠藤さんはサーファーでありいつもは湘南でサーフィンをしていたようで峠プロのデモの後少し不安そうな顔をみせながら水へと入っていきました。やはり、勝手が違うことで戸惑いもありそしてサーファーであるためスタートの仕方もパドリングからのものとなりました。しかし、見ているだけでサーフィンをしているという感じを見ている僕達に思わせる動きでかっこよかったです。1本目は最後の最後で立って波にのることができましたがボートに上がってくると「俺ってショッペー。」と悔しがっていました。やり終わってから自然の波との違い、バランス、視線など違いを分析されていました。その後、峠プロ、S.まゆみプロ、遠藤さんの3人でのトーイングはトータル2時間にも及んでいました。水との戯れを感じるのはウェイクサーフィンがもってこいですらみんなも今年は試してみてください。


7月9日(金) 晴れ
今日は岡山からウェイク・フリーク4名さんが来てくれました。そのうちの一人は年に何回か来てくれる岸本さんです。岸本さんはオブライエンのサポートライダー選考会にも2年連続で参加しているコンペティターです。朝一番のスタートでランチ・スペシャルバージョンに乗り込み最高のゲレンデを求めて出発しました。峠プロ監修のWB大辞典ビジュアルのロケ地にも使われたロングビーチの続く景色の良いスポットです。1番手はもちろん岸本さん。なじみのメンバーとのセッションでリラックス出来ているのか?はたまた、ロケーション&BIGウェイキに気を良くしてか? 選考会の時よりも格段にキレたライディングを披露してくれました。H/Sからはバックロール、ローリバ、レイリー、クリプト、タントラム、360、ブラインド180360など、T/Sからはフロントロール、スケア、360ラップ360540と・・・そして普段はあまりしないクロモブも炸裂させて気分は上々です。一緒に来たメンバーも「今日の卓ちゃんはイイ」とシーズクラブ・マジックに驚いていました。

7月10日(土) 晴れ
7月の週末ともなると毎朝通う通勤路の方もいつもとは違い混雑をのぞかせ、お隣さんの松の浦ビーチもパラソルやBBQのコンロが立ち回り賑やかさが変わってきました。今日も大勢のスクール生が集まりボートもフル回転の状態であり、ここ最近ダイアリーでも頻繁に掲載されているウェイクサーフィンを挑戦するスクール生も急増してきました。まずは最近メキメキと上達してきた松村さんを筆頭に夏山君、平山君がビーチまで届くかのような声で盛り上がっていると、トーイングを終え休憩していた宮崎プロ、水本プロ、寿弥子プロの女性プロ3人と宮本君がその光景を見てこの後サーフィンに挑戦しようということになりました。4人共に未経験でまずは峠プロのデモライディングでイメージをつけ水に入ることに。トップバッターとなった宮本君は「どうやって、立つのかわからへん。」と教えてもらったにも関わらず混乱している様子でまるでビギナーの姿に変わっていました。その後日が暮れていくまでトーイングは続いていきましたがこれまたボートから声が響きわたっていました。ウェイクでは見せない緊張感をもった4人がなんともいえない表情をしていたのが印象的でありました。

7月11日(日) 快晴
今日はさすがに日曜日。夜明けから日没の7時半までボートはフル回転していました。この日の予約は前々週からキャンセル待ちの状態で、みんなが夏モードになっているのがよく分かりました。朝の5:30に来た鵜野さん、中田さん、平山君、夏山君、から始まって最後は18:30に来た清水君まで全部で50人以上の人達がシーズクラブでウェイクボードを楽しみました。馴染みの顔のに混じって大勢のグループさんや初めてウェイクをする人、NOVAの先生3人(もちろん外人さん)、マスターコースを受講しに遠くから来てくれた人達、JETスクールを受講しに来てくれた初級者さん、BBQWAKEをする人、などなど多くのひとでビーチは大賑わいです。中でも朝8:00スタートの矢島さんが遂にトッツィーロール(T/Sフロントロール トゥ ブラインド180)をメイクしました。このトリックの難易度はS級です。GWにフロリダで修行してきて数回メイク出来たそうですが、関空にコツを忘れてきたのか帰国してからは1から練習のやり直しで、その後ずっと打ちまくっていました。その甲斐あって今日、国内初メイクの偉業を達成しました。おめでとうYAJI。その他にも北山さんが、超・超久しぶりにスケアクロウをリメイクしたりと、賑やかな松の浦はご機嫌な笑顔で溢れかえっていました。

7月12日(月) 曇り
週末を明け一息つきたいところですが今日もシーズのボートは琵琶湖を走り回っています。久しぶりに朝から曇り空ではありましたが最近照り続いていた日差しによって水温もかなり上がりウェイク初挑戦の山口さん、西村さんの2人はウェットスーツを着込んでいましたが別にいらないのではないのかなと感じるほどでした。2人は1セット目で早くも立ち上がって滑れるようになりテンション高まり、2セット目ともなると持参してきたカメラにより撮影にあけくれていました。山口さんはウィンドサーフィンの経験があるためにボードの扱い方が上手く最後にはウィンドでは味わえない加速感を自らのコントロールにより満喫するくらいにもなりました。なんとも驚かされたのがトーイングを終えお疲れなのかな?と思っていたらシーズ前の水質の綺麗さから2人はウェットスーツを脱ぎ水泳をしていました。この時期稚鮎の群れが桟橋付近を泳ぎまわっているのが肉眼で見えるくらいでもあり、それを観賞するのも結構オツですよ。この前なんて網をもったお客さんが稚鮎を救い、テレビ番組での企画「1ヶ月1万円生活」の浜口のように「鮎撮ったどー。」と叫んでいました。みなさんも時間があれば観賞するなり、捕獲するなりしてみて下さい。他では味わえないことがシーズの前ではまた味わえますから。

7月13日(火) 晴れ
昨日とは打って変わり晴れ間が朝から広がり通勤中の車の中ではエアコンをMAXさせないと辛いくらいでありました。毎年ジェットで1日遊ばれている池松さんたちも今年初デビュー初来店されました。今年はジェットでのウェイクを楽しむとのいうことではありましたが未経験者の3人は無理なくやらせてあげたいということでスクールに入ることになりました。3人ともお見事といった感じで1セット中盤には滑れるようになりみんな喜ばれていました。喜ばれていたといったら午後から来られた稲葉さん、藤田さんの2人で、今日はいつもとは違った練習をとりまぜ今まで何度も挫折をしてきたオーリーが出来るようになりました。最後には旋回中のローラーまで利用してオーリーをするなど、そのトリックだけに関して言えば別人といえるほどでボードを扱うことが30分ではありますが上手くなりました。その後、仕事の帰り道に立ち寄られた鵜野さんとともにウェイクサーフィンに挑戦し今日1日をお腹満腹といった感じで過ごされていました。みなさんが笑顔でスクールを終えることが僕達の気持ちを癒してくれます。これからも満足してもらえるよう最大限に頑張っていきますので宜しくお願いしま〜す。

714日(水) 晴れ
梅雨が明けたかのような夏らしいお天気です。今日は高安君が誕生日ということでバースデイ・ライディングに来ました。午前に滑って午後からはどこかへ行くようです。朝方は北東から風が入っていたので移動しました。こちらは北西の風が吹いており穏やかな風景がテンションを上げてくれます。20分ほど移動するだけで大違いですね。先ずは高安君からです。誕生日に練習中のH/S540が決まれば自分からの何よりのプレゼントと意気込みは充分です。軽くならした後、H/Sからローリバ、バックロール、360、ステイル、メラン、レイリー、T/Sからはスケアクロウ、フロントロール、ローリバ、ちょっとウィング、ステイルと流れよくバシバシ決まっていきます。同船者の水本プロも「今まで見たことない」と言うくらいの滑りでした。技にキレと高さがあり、本人もかなりご機嫌です。B/Sブラインド360でフォールした

7月15日(木) 晴れ
7月の中盤ですが日差しのきつさは日に日に増してきているのが肌で感じてきます。そういえば、梅雨ってもう明けていたんですよね。昨年は冷夏だったために8月まですっきりとした青空を見ることが出来なかったのですが今年はいつ梅雨になって終わったのか分からないくらいで毎日太陽の光を感じられウェイクボーダーにとっても嬉しい限りですね。この天気によって大勢のスクール生が集まりました。まず開始は久しぶりの2人でのご来店の小島さんと一坂さんで小島さんは来るなり早々新しいサーフパンツを物色するなり気に入ったものを見つけ早速それにはき替えスクールスタート。久しぶりでもあったために滑りには満足できなかったようですが久しぶりのシーズから一望する琵琶湖のロケーションと淡水の気持ちよさがそのことを忘れさせてくれるほどだとトーイング後の時間をのんびりと過ごされていました。その後、初挑戦の女性3人組みが来られ僕は担当することに。3人共にスタートを成功させることができ2セット目に入る前に社長のはからいで僕がデモライディングを見せることとなりました。彼女たちの反応も凄かったのですがビーチに帰ってきたときの馬川さんや菅生君のにやけた表情がなんとも不気味でありました。みなさんもこれから人も前で滑る機会が増えてくると思いますのでまずは平常心を忘れないようにして今まで練習してきた成果を存分にだしきってくださいね。

716日(金) 晴れ
そろそろ梅雨明け宣言が出てもよさそうな天候です。今日はSHOPが意図していないのにレディース・デイとなりました。寺崎プロから始まって寿弥子プロ、由梨絵プロ、小原さんそして三重県から今村さんと宮下さんがシーズクラブに初めて来てくれました。ここまでは当然全員が女性です。その中にあって唯一の男性が南畑さんでした。三重の今村さん、宮下さんは基本姿勢やボードコントロールの練習中です。そのお二人が寺崎プロと最近メキメキと上達してきた小原さんの4人でセッションです。まだウェイクをやり始めたばかりの二人がプロのライディングを目の当たり出来て超ラッキーと喜んでいました。そしてガッツ溢れる小原さんのライディングでやる気を刺激されています。小原さんのライディング中に彼女のウェイクキャリアが1年ほどと聞いてますます発奮したようです。その後の二人のライディングはキャリアの浅さをものともせずにに果敢に1wakeエアーに挑戦→ささりごけ、となっても負けずにウェイキに立ち向かっていく姿には寺崎プロ・小原さんのライディングがあったからでしょう。

7月17日(土) 晴れ
今日から3連休のスタートですね。これから夏休みも始まることですし海や山へと遊びに大忙しとなるのではないのでしょうか。シーズも今日をかわきりに益々賑わいが変わっていきそうです。朝一から早速ドライバーの3人は各自が担当するスクール生をのせ琵琶湖へとボートを走らせて行きました。峠プロが担当したのは前回マスタープロコースで衝撃をうけた北澤さんが新しいメンバー4人を引き連れ総勢5人でのスクールとなりました。各自それぞれの課題は異なっていますが峠プロのデモライディングでは1人1人の真似をしたり、どうすれば良いのかという事をみせることで見ている5人が頷く姿が絶え間なく続いていました。何より圧巻だったのが今回ゲレンデのコースが短くしか取れない状態だったのでありながらが5人に全てを知ってもらいたいというかんじで時にはウェイキが崩れた状態であっても基本に忠実なエアーと遊び心を取り混ぜたトリッキーなトリックは峠プロならではといった感じでした。その後、5人もデモライディングの後に2セット目がスタートしたのですがなんとここでいきなりの夕立見舞われてしまいました。この夕立は前回直撃した時の台風以上のもので僕達もビックリ!!目の前が全く見えないという状態にまでなりました。夕立も立ち去りスクールも無事終了することができたのですが自然の恐ろしさをまざまざと見せられました。夏はこういったことが起こりえますが細心の注意をはらってスクールを運営しますのでみなさんご心配なく。


7月18日(日) 晴れ

3連休の中日です。天気も良く、夏らしい暑さも手伝って、中日は大忙しでした。いつも連休があると中日が一番忙しくなります。ウェイクボードをしに来ている人だけでなく、隣の水泳場やキャンプ場、湖上でも多くのボートやJETがあり、どこもかしこも夏真っ盛りの雰囲気でした。この日は全国的に見てもウェイクボードをした人は数万人規模でいるのではないでしょうか? もちろん我がシーズクラブでも朝の5:30から人が集まり初めて6:00前にはトーイング・スクールは始まっています。インストラクターも一日中、出ずっぱりで「来られた時にみた顔を次に見たときは、もう帰られる時」というくらい、ボートがフル回転していました。初めてウェイクボードを体験する人やMYボードを購入した人、結婚されて久しくウェイクを離れていた人、常連の人などなど・・・開催コースもJETスクールあり、ボートのビギナーコースあり、ウェイクサーフィン&スケートありで大賑わいです。中にはBBQの用意をしてる人もいました。TOPシーズン到来で色んな人がウェイクを楽しめるように我々スタッフも気合を入れて頑張っていきます。


7月19日(月) 晴れ
連休の最終日、今日も朝からボートはひたすら走り続けました。今日もウェイクボード&ウェイクサーフィンなど大勢のみなさんが楽しまれている姿を目にすることができました。僕が担当した吉田さんは3年ぶりのウェイクボードとなり「以前は2ウェイキエアーを練習していたのですが、久しぶりだし・・・。」と緊張感が表情にまで出ていたのですが滑り出すとそんなことを言っていたのも忘れたかのようになり、一緒に同船することとなった萩山夫妻の滑りでは拍手や声援を送るまでになっておりウェイクの楽しさを取り戻していたようでした。ボートを降りてからショップまでの間会話をしていたら「子供は何歳ぐらいからウェイクボードを出来るようになるのですか?」という質問をされました。その返答にたいして「僕の記憶では4歳が最年少ですね。」とこたえると「息子が今3歳だから来年にはデビューできますよね。」となにやら嬉しそうな素振りを見せ、2セット目には3歳の息子さんもちっちゃなライフジャケットを纏いお母さんの滑りを見学することとなりました。その光景を見ていると来年には親子でウェイクする姿が早くも目に浮かんでしまいました。そうそう、昨年4歳でデビューしたしょうへい君も毎週おとうさんがジェットで引っ張りながらウェイクを楽しんでいます。シーズクラブはこれからもチビッコライダーの誕生にも全面サポートしていきますので挑戦まってまーす。

720日(火) 晴れ
3連休も終わり静かな琵琶湖が帰ってきました。岸辺で泳いでいる稚鮎もホッとしたことでしょう。連休が終わったと言っても今はTOPシーズン。休み明けはサービス業の人達が夏のウェイクを楽しむ番です。中でも先日、迷いに迷ってMYボードをGET→即ライディングした延岡さんが”いてもたってもいられない”という感じでまたまたシーズクラブに来てくれました。そして前回は尻込みして、見学していた彼女・久保田さんも一大決心をしてウェイクに挑戦しました。ビデオをしっかりと見た後、念入りに陸トレを受けて準備万端のチャレンジです。そして、ドライバーが峠プロと言うことで延岡さんは超感激。先日、ラッキーにも峠プロのマスターコースのデモの時に一緒にボートに乗せてもらい感激したそうです。勿論延岡さんのボードには峠ステッカーとサインがありました。そしてこれから寺崎プロ・小原さんと一緒に4人でセッションです。これからエアーをマスターしていく延岡さんやウェイク初体験の久保田さんにとっては寺崎プロや小原さんのライディングが見られてラッキーだったでしょうね。こういう機会に是非とも多くを吸収して欲しいものです。そして初めての久保田さんも同じ女性でも頑張ればここまで出来る!と励みになったことでしょう。ちなみに久保田さんの当面の目標はたった後に、片手でサーフパンツの身だしなみを整えることだそうです。夕方からは保田プロ・すやこプロ・菅生君の3人が久しぶりにジブ(ジャンプ・ランプ)に挑戦していました。新鮮な刺激を受けてテンションも上がり、暗くなるまで盛り上がっていました。

721日(水) 晴れ時々曇り
今日も暑い一日でした。関東方面では40℃近くまで気温が上がったそうです。そして今日から子供達は夏休み。早速、家族連れでウェイクボードを楽しみに来てくれた一家がいます。その名は岩本さん一家。お父さん、お母さんと息子さんが二人・6歳の隆源君と8歳の源也君です。岩本さんはボート・オーナーで琵琶湖の北の方のマリーナにランチSSV〜モンスター〜を預けているそうで、もちろん経験者。しかし奥さんと子供達はボートに乗ることはあってもウェイクをしたことがないということでシーズクラブに白羽の矢が立ちました。シーズクラブで立てるようになり基本を覚えてから家族でウェイク三昧の夏を過ごす計画だそうです。なんともうらやましい話ですね。しかし、この考え方は大事ですね。しっかりしたインストラクターのもとで初めてを経験することは非常に大事です。特に子供は最初の印象に大きく左右されますし、なにより子供の様子を伺いながら立たせるにはドライバーの熟練度が全てといっても過言ではありません。陸上レッスンを終えて先ずはお母さんから。お母さんはアッサリとスタートが出来てなかなか筋がいいようです。そしていよいよ源也君と隆源君の番です。お父さんが一緒に水の中に入ってサポート。微妙なアクセルワークで水を怖がらないように運転。二人とも水を飲むこともなく、立派にライディングが出来ました!おめでとう!めでたくウェイク・ファミリーの誕生です。岩本さん一家は楽しい夏を過ごせるでしょう。源也君と隆源君の絵日記もウェイク一色!?

7月22日(木) 晴れ
学生のみなさんは夏休みの開始なんですよね。夏休みといえば羨ましい限りなのですがそんなことは言ってはいられないのが我々の現状であるんですよね。まあそんなことはさておき現在ウェイクシーズン真只中であるわけで今週末をかわきりにプロ、アマチュアの大会が行なわれていきます。まず今週末、お台場で行なわれる『エクストレイルCup』これにはシーズクラブから保田プロ、寿弥子プロの2人が参戦しますし、海外のトッププロライダーがかなりこられるとのことです。寿弥子プロも最終練習を行い今日東京へと旅立たれていきました。そして、それが終わると8月の第1週の週末に『ジャパンカップ』と『関西ブロック第3戦』が行なわれます。こちらのほうも日数のほうも差し迫ってきた訳で来られた馬川さんや住井さんも練習に励んでいました。そんな中ではありますが今日はなんとも微笑ましいことがありました。5月から単身こちらのほうに引越ししてウェイクを頑張っている小原さんなのですが一緒に乗り合わせていた徳永さんと意気投合したようで徳永さんが次回来られる時には時間を合わせて滑るからと2人で予約をしにきてくれました。こういったこともありますので1人で来るのは気がひけると思っているみなさんもここシーズクラブでウェイク仲間を増やしていきましょう。

7月23日(金) 曇り
暑い日が続いていますがみなさん夏バテになっていませんか?僕達スタッフもこの暑さにたまらず体が火照ってくると琵琶湖に飛び込むという回数が日増しに多くなってきました。この飛び込むということが僕達にとって爽快さを感じさせるとともに水中で目を開けてみると稚鮎やブラックバスの稚魚の群れを見ることができちょっとしたお得感が得られるんですよ。スクール生の何人かも峠プロに進められ水中眼鏡をかりてその群れをみると真先に「凄―い。」と連発。そう、この時期琵琶湖でシュノーケリングが出来るっていうことなのです。それでは、スクールでは峠プロがスクール生の休憩中にフリーライディング&デモライディングを見せたりと動き回っていました。それに乗り合わせた奈良県から来られている南畑さん、橋本さんは嬉しそうな素振りを見せるとともにアプローチの流れを食い入るように見つめていました。橋本さんは今シーズン初来店で峠プロのライディングを見てしまったのでより一層の頑張りを見せるとともに少々トーイング後はお疲れの様子となりました。しかも帰られると仕事があるようで帰りの道中が心配でもありました。明日からは週末ともなり、夏休みも始まっていますのでドライバーのみなさん運転には充分に気をつけて下さいね。


7月25日(日) 晴れのち曇り
今日もシーズのビーチが人と車で埋め尽くされるほどとなり、スクールはというと朝5時からのスタートとなりました。僕も20名近くのスクール生を1日で担当したわけで色々なことがボート上では繰り広げられました。その中でも昨年デビューをはたした瀬川さんがウェイク初めてとなる河内山さんと大塚さんの2人を連れてこられ、そして同じく香取さんが東さんを連れてこられ今回スクールのスケジュール上2組・5名が同じボートでスクールを行なうこととなりました。5人の中で1番頑張ったのが河内山さんであり、河内山さんは子供のころ川で流れにさらわれ溺れたことからトラウマとなり水恐怖症のような感じだったのですがみんなの声援により見事滑ることが出来ました。僕も水に入っているときの河内山さんの表情がおかしいとは思っていたのですが理由を聞いてビックリしました。しかし、その頑張りからボート上は一体感が生まれそれぞれの頑張る姿や変わっていく姿を声援や拍手により称えあっていたのがとても印象的でした。スクールを終えビーチに戻ってくると真先に水本プロが駆け寄ってきて「立てましたか?」とみんなに聞くとともに好結果からとても嬉しそうにしていました。今日は10名くらいの初挑戦のスクール生がいたため、水本プロに陸トレを任せることとなったのでとても心配だったようです。今日はそんな微笑ましい姿を沢山みることができインストラクターとしても充実感のある1日でした。

726日(月) 晴れのち夕立
連日の暑さと賑やかな水辺の景色で夏真っ盛りです。そして今日もウェイク初体験のお客さんがシーズクラブに来ています。仲山さんと中鍋さんです。お二人はカップルでのウェイク体験です。どうやら西木さんから紹介を受けて来られたようで、初めてにしては落ち着いた雰囲気です。ビデオレッスン、陸上トレーニングと一連のカリキュラムではなかなか上出来で本番を前に気持ちが盛り上がっています。いざボートに乗り込み先ずは男性の仲山さんから挑戦!男性にありがちの腕力にまかせて立とうとして肘が曲がってしまって失敗。誰でも初めての時は引っ張られるという感覚が分からずにとっさに腕を曲げてしまうので、そこは気にせずに再度チャレンジ。ん〜、どうしても力に頼ってしまうようで何度か繰り返したあと遂にランディング。「立てた時がいちばん楽やった」との感想でした。続いて女性の中鍋さん。先に失敗例を見ているので少しは安心している様子。でも自分が出来るのかどうかでドキドキです。ところがあっさり2回目でランディング。仲山さんの男の立場が〜!というのはウェイクではありがちな光景で、統計でも力に頼らない女性の方が早く立つことが出ています。仲山さん、今後の上達具合で男のメンツを見せて下さいね。


7月27日(火) 晴れ
今日も快晴かなりの暑さでもう干からびてしまいそうです。スクールに来られたみんなも着替えるなり早速水の中に飛び込むほどでした。そうこうしているうちにスクールはスタート。いつもは2人で来られている小島さんと一坂さんでしたが今日はウェイク仲間の鈴木さん、和田さん、脇本さんの3人を連れてこられました。3人はシーズ初めてということでマスタープロコースを受講することとなり1本目のライディング後にはお馴染みの峠プロのデモライディングが始まりました。グラビティーにはドライバーの僕を含め総勢8名が乗り込むこととなり、グラビティーからつくり出されたビックウェイキを峠プロは完璧に使いこなしみんなを魅了していました。その後、各自の真似をするところでは「俺ってあんなの〜。」なんていう言葉や笑いが溢れみんなお腹いっぱいと言った感じでありました。そういった状況の中ではありましたが今日のトーイングで1番の笑顔をみせたのは寺崎プロでありました。念願のトリックを初メイクし感無量といった感じでビーチへと帰ってこられました。今度一緒に乗ることがあったら彼女のライディングを食い入るように見てください。いつもはクールにトリックを決め続けるのですがNEWトリックを決めたときには微笑むと思うので「それだ!!」とわかったら声を出して称えてみてください。

7月28日(水) 晴れ
今日は朝から素晴らしいコンディションに恵まれ、10:00スタート組のテンションもヒートアップ。先日にシーズクラブ初登場ですっかり小原さんと意気投合した徳永さんが二人で予約を合わせてセッションです。徳永さんは普段は地元・草津の友人らと一緒に個人艇でウェイクをしているそうですが、すっかりウェイクにハマッてしまいコソ練のためにシーズクラブの門をくぐりました。課題はH/S2wake。なかなかいい線をいっているのですが、我流のクセが残って少し慌しい動きになってしまっています。これでは段階的なエッジ・コントロールが出来ずに「えいっ! やぁ!」の勢いだけのエアーになってしまい、高さはもちろん出ませんし、出たとこ勝負のライディングです。基本姿勢、アウトへの出方、カット、エッジの掛けかたとインストラクターかアドバイスをもらいながら基本に忠実に一つずつ丁寧にしていくことで、かなり軽いライディングになってきました。ここまでくれば、強いエッジ・弱いエッジ・普通のエッジとエッジ・コントロールがそれなりに体感できるようになります。徳永さんもなんとなく分かってきたようで、フワ〜っと感じるエアーを経験できたと喜んでいました。次はさらに強いエッジや膝の使い方・踏み切りなどをみっちりと教えてもらって2wakeの初メイクですね。


7月29日(木) 雲り時々晴れ
平日ではありますがここ最近の暑さも手伝ってか今日は大勢のスクール生が集まりました。まず、朝1は毎年来られている井上さんが総勢9名のビギナーさんを連れてこられ3艇にそれぞれボートに乗り込みスクールが始まっていきました。僕の担当するみなさんは見事スタートを成功させ興奮冷めやらぬ状態で桟橋へとボートを向かわせているとそこへ交通事情により遅れてきたメンバーがスタートに挑むところに遭遇!気を良くしている僕のボートに乗っているメンバーは、おちゃらけ交じりのエールを声を大にして送っていました。その甲斐あってか!?みなさん全員ウェイクの滑るという楽しさを堪能することが出来、ぼくたちスタッフもホッとしまいた。これだけ大勢が集まりスタートが出来ない人がでてしまうといくらなんでもテンションが下がってしまいますもんね。これからもシーズクラブはどんな方でもウェイク楽しさを伝えていきますので心配なく遊びに来てください。そして、水の苦手な方に1ポイントアドバイス。シーズクラブには水の中で安心させる秘策があるのです!!ですが多少の水が顔にかかってしまう恐れがあるので水の苦手な人はお風呂で顔を浸ける練習を何度かしてからきてくださいね。

7月30日(金) 晴れのち曇り
週末にかけて台風が日本の東側から接近してくるそうで、コンディションが心配です。荒れる前にライディングが出来るように、まずは出勤前の鵜野さんから始まりました。鵜野さんは今日もトゥサイドの練習です。前半はうまくいかず、悩んでいるようでしたが、鵜野さんの上達ぶり見ているインストラクターから「チキンサラダ作戦でいきましょう!」と声がかかり、この一言でトゥサイドのエアーがグンとよくなりました。チキンサラダ作戦とは鵜野さんに通じるテクニックで、チキンサラダをしにいくと上体がうまくひねられてエッジングと踏み切りのバランスがよくなるようで、エアーに切れがでます。これで気を良くしたのか、ラスト前からはレギュラー&グーフィーでオフ540の打ちまくりでした。鵜野さんが終わると予想通り台風の影響で水面が荒れてきだしました。出勤前に早く帰り支度が出来て先ずは安心しました。次の便は早川さん、小原さん、寺崎プロの女性3人と馬川さんの4人でベタ面を求めて移動しました。その後のお客さんたちも同じように移動しましたが、台風が接近している中でも満足のいく水面でライディングできて一安心です。

7月31日(土) 暴風雨
また“嫌なヤツ”が来てしまいました。今度はこともあろうに東から迫ってくるし本当に頭が痛い話です。“嫌なヤツ”というのはみなさんもご存知の通り台風のことなのですがこういったケースは観測史上5回目のことのようです。今日のスクールは無理かなとスタッフ間で話をしていたところ予約をいれていた藤岡君、田中君は電話をかけてきてくれ事情を説明したにも関わらずテンションが上がりまくっていたのか「やります。」と言い張りシーズまで来てくれました。しかし、現実を知り自ら断念することとなりました・・・その後なのですが爆風が吹き続く中ではありましたがウェイクスケーターの江湖さんが来られ受付をすませました。受付??っということはこの荒波を越えてゲレンデに移動することになりました。どうにかこうにかゲレンデに到着してみるとそこにはベタ面がまっていました。江湖さんも思う存分練習することが出来ましたし、その後にこられた宮崎プロ、水本プロ、鍛治さんの3人もこんな中ではありますがウェイクの練習に打ち込めたようでした。しかし、台風はうんざりであります。