「ビギナーコースってどんなことするの?」
「これからボクが教えてあげるよ。下のレクチャーを見て。」
「これはボートでのビギナーコースの例なんだけどジェットのコースでも内容は同じなんだ」
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愛車からギアを取り出す二人。スタートからこんなにハイテンションで、大丈夫なの?(ビギナーコースにはボードのレンタル付なので手ぶらでOK!) |
まずはビデオを見ながらウェイクボードはどんなスポーツ?どうやって滑るの?という疑問を目で見て基礎技術を覚えます。 「基礎技術も大切だけど、もっと重要なのは水面を滑るイメージを持つこと。そのためにも、ビデオ学習は欠かせないんですよ」 |
ビデオのイメージを脳裏に焼き付けます。「アタマで覚えても、カラダで実行できるかな?」
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続いて陸上トレーニング、略して「陸トレ」の時間。実際にボード/ロープ/ハンドルを使って、水中でのスタンバイから立ち上がるまでの、一連の動作を学びます。 |
地面にボードを置き、ハンドルを握った状態でスタートの方法を覚えます。 |
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ロープを引っ張りながらトレーニング。滑走前の水中姿勢から、立ち上がるまでを練習。 |
立ち上がった後のバランス感覚も重要。姿勢、ハンドルの位置、力加減なども大切です。 |
いよいよ初のトーイングに出発。通常、スクールでは1日2セットが基本です。1セットは15分。短いようですが、運動量はかなりのもの。「ほとんどの方が、この1セット目で立てるようになりますよ」 |
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桟橋からトーイングボートに乗り込みます。はじめての体験に、ちょっとドキドキ。 |
安全のために、ライフジャケットは必ず着用。二人とも、期待と緊張で複雑な表情をしています。 |
まずは藤島くんが挑戦することに。幸いなことに風はほとんどなく、水面は波が少ないベストコンディション。ボートの後ろに腰掛けてバインディングを固定し、ウォータースタートの準備をします。「ドキドキする!」 |
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洗剤はバインディング装着の必需品。水に入れば、洗剤は溶けてしまうので、足が固定されます。 |
いよいよ水中へ。スタンバイできたら、右手を挙げてOKの合図を。「おねがいします!」 |
スタンバイOKの合図とともに、ボートが動き始めます。ボートが走り出したら、ビデオと陸トレで覚えた要領でスタンディング。…と口でいうのは簡単ですが、はたして成功できるでしょうか? ボードが少しずつ水面へ浮上します。バランス感覚を保つことが重要。 やった! 1回目にして、見事ウォータースタートに成功しました!! 記念すべき一瞬。 |
ボートがゆっくりとスタート。ロープがググッと引っ張られます。緊張の一瞬。 腕や足に不自然な力を入れす、自然体でハンドルを持ち続けます。 転倒しても慌てず、もう一度スタンバイ。 |
次の目標は、バランスを取りながらまっすぐに滑ること。ハンドルを握る手の位置や姿勢、膝の使い方などが重要なポイント。これができるようになれば、ウェイクボーダーの仲間入りです。 |
油断するとすぐに体が流され、ウェイキ(引き波)からはずれてしまいます。まっすぐ滑るのは難しい…。 |
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まっすぐ滑れるようになると、ウェイクボードがもっともっと楽しくなります。何度かトライしながらコツを覚えましょう。 |
片手でハンドルを握り、ボートに向かってガッツポーズ。だいぶ慣れてきたようです |
15分が経過し、藤島くんの1セット目が終了。ボートに戻ったら、今度は福島さんに交代です。「リラックス! きっとすぐに立てるようになるよ」藤島くんのアドバイスに、励まされながらスタンバイします。 |
続いて福島さんがボードとともに水中へ。ワクワクしているような表情が印象的。 |
ちょっと緊張気味だった福島さんですが、リラックスして力が抜けていて、なんだかいい感じ。これはひょっとすると、すぐに立てるようになるかも…。 |
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ボートの牽引力が強まるにつれて、ボードと体が少しずつ浮上します。 |
おっと、残念。もうちょっと、という感じでしたが惜しくも転倒。「くやしい〜!」 |
1回目では残念ながら転倒してしまった福島さん。続いて2回目の挑戦です。アタマの中で、陸トレをおさらいしながらスタンバイします。「今度こそ必ず成功させます!」 気を取り直して、再チャレンジ。手を挙げてスタンバイ。ボートの出発を待ちます。
バランスを保ちながら、膝を伸ばして姿勢を保持。体が傾かないように注意。
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エンジンスタート。腕にボートの力が伝わると、ボードが徐々に浮き始めます。 |
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ようやくウォータースタート成功! 誰もが心の底からうれしくなる瞬間です。 |
ウォータースタートを自分のものにして、すっかりご機嫌の福島さん。回数を重ねるうちに、長時間安定して滑れるほどに上達しました。ウェイクボードの楽しみを、早くも満喫しています。 |
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引き波の中で、しっかり位置をキープ。バランス感覚はなかなかのものです。
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滑りながらボートに手を振る余裕まで見せてくれました。「気持ちイイ!」 |
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「なるほど、よくわかった。ところでスタート時間は決まってるの?」
「上の例は10時からだけどスタート時間は希望時間を予約の時に言えばいいんだよ」
「私泳げないんだけど」
「大丈夫だよ。ライフジャケットを必ずつけるしインストラクターのお兄さんがついてるから」
「だったら安心ね。早速予約しよう」
「予約は077−594−1113だよ。間違えないでね。」